「もういい加減、お酒やめなきゃなぁ・・」
「でもどうすればお酒をやめられるのか分からないんだよね・・」
あなたがそんな悩みを抱えるのも当然です。
なぜなら、お酒のやめ方を教えてくれる人なんて世の中ほとんどいないから。
こちらの記事はそんな悩みを解決すべく、
「お酒を2年以上やめるためにまず何を準備すれば良いのか」
を解説する旗艦記事となっています。
先に結論から言いますと、お酒をやめるために必要な準備は以下の通りです。
実は私も同じように悩んでいた一人ですが、20年以上飲み続けたお酒は2019年10月12日以降一滴も飲んでいません。
現在はヘルスケア業界で15年以上働いており、お酒をやめ始めて3年が経過しています。
Twitterも投稿していますのでご興味あればリンクボタンからよろしくどうぞ(^^)
ちなみに「AUDIT」というテストでセルフチェックはしたものの、私は実際に医療機関を受診してアルコール依存症の診断や治療を受けたわけではありません。
つまり、ここに書かれていることは私の独学による試行錯誤の結果であり、あくまで一個人の話として暖かく見てもらえればと思います。
さて、世の中を見渡してみると「お酒を飲むため」の情報はあふれかえっている割に「お酒をやめるため」の情報が圧倒的に少ないのが現状です。
『病院に行かずに、自力でお酒をやめるにはどうすればいいのか?』
こう考える人は意外と多いと思いますが、一方で、その方法を体系立てて説明している発信者は多くありません。
Google検索しても大した情報は見つかりませんし、あろうことかアルコール飲料メーカーのサイトがヒットする始末・・・(利益相反状態にある情報源に信頼性はありません)
もちろん医療機関や行政が発信する情報は見つかりますが、これがとーーっても分かりにくい・・・
そんな背景から『だったら自分で発信するしかない』と思い立ち、このブログを立ち上げたわけです。
すみません、前置きが長くなりました。
これから上記❶~❼それぞれについて詳しく解説していきます。
ここまで読んだところで『自分は別にお酒やめるつもりないんだけど?』という人は、今すぐ回れ右してこのページを閉じることをお勧めします。
なぜなら、お酒をやめるつもりのない人が読んでも時間のムダになってしまうから。
『それでもやっぱりお酒やめたい!』と思うあなたはこのままじっくり読み進めてくださいね。
この記事を最後まで読むと、お酒をやめるための「準備」ができるようになるはずです。
それでは、”酒のない世界”への扉を一緒に開けていきましょう。
なぜ「2年以上やめる」が目標なのか?
まずあなたは、この記事タイトルを見て最初にこう思ったはず。
なぜ「2年以上」なのか?
実はこれには根拠があります。
次の図をご覧ください。
こちらは>>アルコール依存症治療ナビ.jpからの引用になりますが、断酒率と経過期間との関係を表したグラフです。
ご覧のとおり、お酒をやめて2年以上が経過すると安定してくることが分かっていますので、記事タイトルを「2年以上」という表現にしました。
そしてこのグラフからもう一つ分かることは、お酒をやめて間もない人ほど再飲酒率が高いということ。
これからお酒をやめるにあたり、このグラフの形を頭の中に入れておくと良いと思います。
では本題に入っていきましょう。
準備❶飲酒量をコントロールできなくなったことを「認める」
まず準備段階イロハの「イ」ですが、自分で自分の飲酒量をコントロールできなくなったことを「認める」ところから始まります。
自分が他人を変えられないのと同じように、他人も自分を変えることはできません。
結局のところ、自分を変えられるのは「内なる自分」だけなんです。
>>【断酒×アドラー心理学】書籍「嫌われる勇気」を断酒にどう活かすか
私は「よし!もうお酒やめるぞ!」と誓ったその日の夜に飲んでしまったことが数えきれないほどあります。
その時は色んな理由をつけて飲むわけですが、その「飲む理由を作り出すこと」自体が自分でコントロールできないってことなんです。
こう言われると、なんだか負けを認めるみたいでイヤですよね?
ですが断言します。
これは決して負けではありません。
むしろ「お酒を自分でコントロールできない」ことを認めて、諦めて、受け入れるのは、これから訪れる素晴らしい未来への第一歩!
ーお酒をコントロールできなくなったことに気がついた瞬間ー
後から振り返るとそれは、あなたの人生にとってのターニングポイントになっているはずです。
準備❷禁酒を決意するまでに辿る過程を知る
長らく酒を飲み続けてきた人間が禁酒を決意するまでには、誰もが通る(であろう)過程があります。
いま思えば私もずいぶん遠回りをしたし、長い時間がかかりました。
ちなみに私が禁酒に辿りついたのは次のような過程です。
↓
ステージ②減酒や節酒
↓
ステージ③禁酒や断酒(卒酒)
この過程を知ることで、現在の自分の立ち位置を知ることができます。
どうして立ち位置を知ると良いのかというと、あなたに残された「猶予」が分かるからです。
お酒をやめるのに早過ぎることはありませんし、早ければ早いほど、その後の人生を有利に進めることができます。
>>お酒からの早期リタイアがもたらす価値について【人生100年時代】
そして、人生の行方を決められるのは現在のあなた以外にはいません。
参考までに、ここからはステージ①→③に至る流れを解説していきますね。
ステージ①機会飲酒や平日禁酒
「もしかしたら自分の飲み方には問題があるんじゃないか?」
そう思った人が次にとる行動はズバリ「お酒の量を減らそうとする」です。
「家では飲まずに、飲み会など何かイベントがある時だけ飲もう」というのが機会飲酒。
>>【機会飲酒とは?】意味や定義と具体的な使い方について解説します
「月曜から金曜までは飲まずに、土日だけ飲もう」というのが平日禁酒。
残念ながら、私はいずれも失敗に終わりました。
機会飲酒の失敗
私の機会飲酒が失敗したパターンをお話ししておきます。
確かに、機会飲酒をしようと心に決めて数日は我慢できたのですが、あろうことか自分からその「機会」を作りにいくようになりました。
機会飲酒を正当化するために、自分から先輩や後輩を飲みに誘っておきながら、妻には「いやぁ今日も誘われちゃってさー」などと嘘をつく始末。
嘘をついてまで自分から飲酒の機会を作りにいくなんて、思い出すだけでため息が出てしまいます。
平日禁酒の失敗
では次に、平日禁酒が失敗したパターンです。
こちらも、心に決めて最初のうちは土日だけの飲酒に制限できていました。
ところがしばらく経つと、土日だけでは物足りなくなります。
で結局どうなったかというと「金曜と土日ならOK」とルールを拡大変更するようになりました。
更にはそれでも物足りなくなり「間を空ければ大丈夫だから水曜と金土日はOK」などとルールがどんどん拡大していき、次第に毎晩飲むようになってしまいました。
ステージ②減酒や節酒
仮に機会飲酒や平日禁酒ができないことを自覚したとしても、以下のような考え方が根底に残ったままでした。
「でも同僚や友人との付き合いもあるし、完全にお酒をやめるとか極端なことは絶対に無理!」
完全にはお酒をやめたくないので、せめて量を減らせないかと努力し始めます。
(ちなみに当ブログでは、飲む量を減らすのが「減酒」、飲む機会を減らすのが「節酒」と勝手に定義しています)
この「減酒」や「節酒」って、ルールを自分で決めますよね?
そこで、少し冷静になって考えてみたいと思います。
「飲むためのルールを決めないといけない状態って〝自分の力で飲酒をコントロールできない状態〟なのでは?」
先程の失敗例にもあったように、お酒を減らそうとしても結局元どおりになってしまう時点で、実は「飲酒のコントロールができない状態」だったんです。
ステージ③禁酒や断酒(卒酒)
「自分の飲み方ってこのままだとちょっとヤバいんじゃないか?」
禁酒とか断酒とかそういうキーワードが脳裏をよぎる頃には、うすうす感じているはず。
飲んで記憶が一部なくなること(=ブラックアウト)も過去に何度かあったかもしれませんね。
人によっては、すでに取り返しのつかない事態になっているかもしれません。
かくいう私も、2019年にお酒をやめていなければ今ごろ大変なことになっていた可能性が高いと自覚しています。
私の場合、平日禁酒にチャレンジしていた時期からお酒をやめる決意をするまでに、10年以上の歳月が過ぎていました。
それぐらいゆっくりと進行し、気がついた頃にはもう引き返せなくなってしまうのが恐ろしいところです。
準備❸お酒のない世界の存在を知る
自分で自分の飲酒量をコントロールできなくなったことを認め、お酒をやめる決意ができたとしても、お酒のない生活なんてぶっちゃけ想像できませんよね?
それもそのはず。
今まで10年とか20年とかもっと長い期間お酒を飲み続けてきたのだから。
でも驚かずに聞いてほしいんです。
にわかに信じられないかもしれませんが、世の中には「酒のない世界」というものが存在します。
>>禁酒レポ 6ヶ月後 -半年で住む世界も見える景色も180度変わった-
これは酒に支配された世界にいると絶対に見えない世界ですが、確かに存在するのです。
今のあなたにとってお酒は完全に日常生活の一部になっていて、切っても切り離せない存在かもしれません。
そして、周りにも似た価値観の人が多いと思います。
ところがそんな酒飲み軍団を横目に、実は世の中ではアルコール離れが年々進んでいます。
時代は常に変化しています。
アップデートされ続けています。
あなたの知らないところで一人、また一人とお酒を飲む人が減っているという現実。
ここからはデータも交えながら見てみましょう。
お酒を飲まない人が増加中
ニッセイ基礎研究所から分かりやすいレポートが公表されていましたので引用します。
>>さらに進んだ若者のアルコール離れ-20代の4分の1は、あえて飲まない「ソーバーキュリアス」
このレポートは厚生労働省のデータ「国民健康栄養調査」を元に作成されていますが、若者のアルコール離れが進んでいるというお話です。
ところが下のグラフ【図表4 飲酒の頻度の変化】を見てみると、若者だけでなく全年齢層でアルコール離れが進んでいることが分かります。
さらに下のグラフは、日頃からよくお酒を飲むと思われている【40代】です。
こちらも見てみると、若者と同様にアルコール離れが急速に進んでいることが分かります。
年長者の人たちは「最近の若者は・・」などと考えがちですが、実は若い世代だけでなくミドル世代にもアルコール離れは浸透しています。
つまり、親世代の昭和の価値観はすでに前時代的なものになっているので、脳内をアップデートしていく必要があるわけです。
酒のない世界と酒に支配された世界
以前の私は「酒を飲めるなら飲むのが当たり前」という価値観で生きていました。
いわゆる「酒に支配された世界」です。
ところが現在は「酒のない世界」に移住しています。
>>「酒のない世界」と「酒に支配された世界」の違いについて解説します!
実は、この2つの世界をどちらも知っている人はそう多くありません。
下の表は国民健康栄養調査のデータを抽出したものですが、お酒を「やめた」のは成人の約1~2%程度(下表の黄色部分)。
「酒に支配された世界」から「酒のない世界」に移住して両方の世界を知っているのは約100人に1人。
恐らくあなたの周りを見渡してもほぼいないはずです。
20代の半数以上が酒を飲まない
先程のニッセイ基礎研究所レポートから再び引用しますが、下の円グラフを見てみると20代の半数以上は「飲まない(飲めない)」または「ほとんど飲まない」という結果です。
私が20代の頃はめちゃくちゃ飲んでいましたから、初めてこのデータを見たときは衝撃でした。
元々飲めない体質の人は「酒のない世界」しか知りません。
そして「20歳になったら飲むのが当然でしょ?」というのは〝酒に支配された世界〟の価値観。
世の中には2つの世界が併存しているんだと知ることが重要で、そうすれば視野が一気に広がるはず。
ちなみに私は、みずから酒をやめている人がいるなんて1ミリも想像していませんでした。
今では酒のない世界はお世辞抜きで最高だと思っていますし、あまりに快適過ぎて元の世界に戻りたいとは全く思いません。
準備❹禁酒のメリットとデメリットを理解する
酒のない世界の存在を知ってもらったところで、次に禁酒のメリットとデメリットを理解します。
飲酒欲求は知識と理性でコントロールする必要があるので、インプットを大切に。
参考までに、私が実際にお酒をやめて感じたメリットをご紹介します。
禁酒のメリット(期間別)
実際にお酒をやめて感じた禁酒のメリットを書き出してみると、短期目線のメリットと長期目線のメリットが混ざり合っていることに気がつきました。
つまり、目先のメリットだけでなく、お酒をやめるということは長い人生全体に良い影響を与えることが分かります。
このことが腹落ちすると「もうそろそろ飲んでも良いかなぁ」という気持ちは起こらなくなるはず。
私が書き出した禁酒のメリット(期間別)は次のような感じです。
・二日酔いがなくなる
・睡眠の質が良くなる
・疲れにくくなる
・家族に迷惑が掛からなくなる
●中期的なメリット(2週間~3ヵ月)
・有意義な時間が生まれる
・頭の回転が速くなる
・家事や育児に積極的になれる
・食事が美味しくなる
・お肌の調子が良くなる
・体重が減る
・ものごとの捉え方が変わる
・健康診断の結果が良くなる
●長期的なメリット(3ヵ月~)
・体力が増える
・仕事のパフォーマンスUP
・お金が貯まる
・自己肯定感が高まる
それぞれの項目については以下の記事で詳しく解説しています。
禁酒のメリット(影響別)
さて次は、違った角度から見てみましょう。
お酒をやめると多方面に良い影響が現れますが、大きくは「精神的メリット」「身体的メリット」「経済的メリット」「社会的メリット」の4つに分けることができます。
それぞれ簡単にまとめると次のようになります。
・睡眠の質が良くなり気分が安定
・心に余裕が生まれる
・ストレス耐性がつく
・自分に自信がつく
・安心感が得られる
●身体的メリット
・体力が長持ちするようになる
・体重が減る
・健康診断の結果が良くなる
・肌の調子が良くなる
・ケガのリスクが減る
●経済的メリット
・自由な時間が増える
・働き方が効率的になる
・お金が貯まる
・マネーリテラシーが向上
・経済的防御力がUPする
●社会的メリット
・お酒での失敗がゼロになる
・飲酒運転リスクがゼロになる
・人に親切になれる
・家族を大事にするようになる
・有事の際にすぐ動ける
ちなみに私は、お酒をやめるデメリットについても考察しています。
禁酒のデメリット
ものごとは両面から見なければいけませんよね。
メリットばかりにフォーカスしてしまうのは公平ではないですからね。
ということで禁酒のデメリットをまとめると次の3点になりました。
・人間関係が悪くなる
・楽しみを失ったという喪失感
これは割と賛同を得られるのではないでしょうか。
しかし酒をやめると、このデメリットさえも克服できてしまいます。
>>禁酒には本当にメリットしかないのか?デメリットも含めて再考した結果
上のリンク先の記事では、先ほど挙げた「精神的メリット」「身体的メリット」「経済的メリット」「社会的メリット」に加えて禁酒のデメリットについても詳しく解説しています。
準備❺アルコールによる社会洗脳を認識する
今あなたが持っているお酒に対するイメージは、元々どこから来たものでしょうか?
私はお酒をやめてから気がついたんですが、この社会はビックリするくらいアルコールに洗脳されています。
あまりにも社会に溶け込み過ぎていて感覚がマヒしていたんです。
次に、これまで当たり前だと思っていたことに対して私の考えがどのように変わったのか、例をいくつか挙げてみます。
「お酒は20歳になってから」
お酒をやめるまでは疑問にすら思わなかったこと。
それが「お酒は20歳になってから」というキャッチコピー。
>>なぜ「お酒は20歳になってから」なのか?その理由を解説します
この記事にも書いていますが、確かにお酒が飲める年齢は20歳以上と法律で決まっています。
しかしこのキャッチコピーだと「20歳になったらお酒は飲むものだ」というニュアンスにも受け取れますよね。
ところが冷静になって考えてみると分かりますが、別に20歳になってもお酒を飲む必要なんて無いんです。
大学の新歓コンパ
令和の時代になってからも、大学生が新歓コンパで急性アルコール中毒になり搬送されるケースは後を絶ちません。
これもアルコールによる社会洗脳が正しい教育を妨げている結果起こっていることです。
>>新歓コンパでの飲酒には気を付けよう【未成年者の飲酒は違法】
「お酒は楽しい」「お酒は良いものだ」といった偏りすぎたイメージを持ったまま成長していく純粋な子供たち・・
まずは大人がアルコールの負の側面も正しく理解しその知識を子供たちに伝えない限り、この無限ループは続いていきます。
もちろん、大学側も考えをあらためて根本的な対策をする必要があるのは言うまでもありません。
職場の歓送迎会
社会に出ると、アルコールによる社会洗脳はますます深刻になります。
まず、社会人として就職すると歓迎会が企画されます。
右も左も分からず社会に放り込まれた状況で、組織に歓迎されることはとても嬉しいことですね。
ところが、ここに必ず登場するのがアルコール。
「そっか、社会人って歓送迎会ではお酒を飲むのが当たり前なんだ!」
このように最初の段階で刷り込まれてしまい、それに疑問を感じることは無くなります。
鳥のヒナが生まれて初めて見たものを親鳥だと思い込むように・・
そこからは、ことあるごとに数えきれないほどの飲み会が企画され、アルコール漬けになっていくわけです。
冠婚葬祭に出てくるお酒
長く生きていると、様々なライフイベントに遭遇します。
それは成人式だったり結婚式だったりお葬式だったり法事だったりします。
そういった場で必ずと言っていいほど出てくるのがお酒です。
確かに日本人にとって「お酒は文化」という側面もあります。
しかしそれが「=飲んでも良い理由」とはならないんですね。
>>お酒を飲まずに冠婚葬祭イベントを乗り切るためのたった1つの真理
上の記事にも書いていますが、冠婚葬祭のお酒は太古の昔より受け継がれている社会的洗脳です。
だからこそ、すごく手強い・・・
飲むための言い訳として利用されてはいないか?
このような視点で見てみると、今まで見えていなかった社会的洗脳の存在に気が付くようになります。
テレビCMでお酒の宣伝
アルコールによる社会洗脳をより深刻化させているのが、テレビCMによるお酒の宣伝です。
そもそも酒類の広告には自主規制ルールが設けてあり、朝の5時から夕方18時まではテレビCMを打てないことになっています。
しかし逆にいうと、夕方18時から朝の5時まではテレビCMやりたい放題。
特に夕食の時間帯にビールやチューハイのCMを流すことで「食事とお酒がセットである」と消費者の脳内に簡単に刷り込むことができます。
あなたも、18時から22時の時間帯で「お酒のテレビCM多いなぁ」と感じたことがあるはず。
ところが、これでもまだマシになってきた方なんです。
特定非営利活動法人ASKからは、酒類メーカーに対し定期的に要望が上がっています。
さらに、主婦連合会からも業界団体に向けて要望書が提出されています。
>>主婦連合会による要望書《テレビのアルコールCMの規制強化に関する要望書》(業界団体宛)
こういった努力の結果が現在のテレビCMであることから、かなり根が深い問題だといえます。
準備❻お酒をやめた後に何がしたいのか考えておく
もしかすると、お酒をやめることが目的化している人もいるかもしれません。
ですが一度きりの人生、それで良いのでしょうか。
最初は禁酒がうまく軌道に乗ってイイ感じになるかもしれません。
ですがそのあと「そういえば何のためにお酒をやめてるんだっけ?」という心の声が聞こえるようになります。
そこから再び飲酒生活に戻ってしまう人もいますね。
お酒がなくてもできること。
むしろお酒がない方ができること。
お酒をやめた「その先」についてじっくり考えてみましょう。
できれば紙に書き出してみるのがオススメです。
私の場合は「人生を好転させる」ことを目標に〝自分改革〟を現在進行形で実行中です。
参考までに、私がお酒をやめてから新たにスタートした取り組み事例をあげますね。
やって後悔したものは1つもありませんね。
他にもやりたいことが山のようにあるので、退屈することはありませんね。
もっと時間が欲しいというのが悩みです・・
・Softbank光回線を解約
・キャリアから格安スマホに乗り換え
・証券口座開設
・つみたてNISA/ジュニアNISAスタート
・メルカリデビュー
・読書
・ランニング
・TOEIC
・社内外の研修に参加
・子供に習い事と学外体験
・年金/老後/教育資金のシミュレーション
・貯蓄型保険を解約し掛け捨てのみに
・火災保険の見直し
・3級ファイナンシャルプランナーの資格取得
準備❼禁酒するための環境を整える(捨てる又は売る)
あなたの家には現在、お酒はありますか?
なければ別に良いのですが、まずは環境を整えるのが大切です。
家にお酒があるせいで、酒を断ち切ることができなくなるケースもちらほらあります。
また、ワイングラスやシェイカーといった周辺グッズを処分してしまうのもオススメです。
ちなみに私の場合はお酒もグラス類も、すべて、完璧に、跡形もなく処分しました。
その一方で、お酒を捨てるなんてもったいない…と思う人もいるかもしれませんね。
そういう場合は、モノにもよりますが業者さんに買い取りしてもらうことで収入を得ることも可能です。
もしも東京、神奈川、大阪に住んでいるなら福ちゃんという業者さんだと実店舗がありますし、それ以外の地域だったとしても全国対応で送料無料なのでおすすめです。
査定だけなら無料なので、もし気になれば依頼してみるのも良いかもしれません。
バイセルで不要なお酒を売って収入をゲット!
他にはこの「バイセル」という業者さんも全国対応ですし無料で査定してくれますよ。
もし興味があればチェックしてみてください。
まとめ:【禁酒方法】自力で2年以上お酒をやめるためのロードマップ「準備編」
最後にまとめです。
お酒をやめるために必要な準備は以下のとおりです。
次はいよいよ「実行編」です。
もし興味があれば是非どうぞ。
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