投資初心者のための13の教訓!私が失敗から学んだ経験と避けるべき落とし穴

投資初心者のための13の教訓!私が失敗から学んだ経験と避けるべき落とし穴ライフチェンジ

「経済的に豊かになりたい」

「でも失敗はしたくない」

多くの投資初心者はそう考えると思います。

しかし、失敗経験のある人ならば、投資にはリスクが付きものであることを知っています。

私自身、投資初心者の頃(今でも初心者ですが)、失敗を重ねた経験から学んだことが多くあります。

先に断っておくと、失敗といっても致命傷を負うようなことはしておらず、失敗することを前提に小さく試行錯誤をしてみたのです。

そこで今回は、投資に関する知識や経験が少ないことから陥りがちな失敗や落とし穴を回避するため、私が学んだ13の教訓をお伝えしたいと思います。

これらの教訓は、投資に失敗したくない初心者の方にとって役立つ情報となるはずです。

この記事では、私が過去に経験した投資での失敗から学んだことについて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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教訓①:インフルエンサーの言うことを真に受けてはいけない

私の失敗例

YouTubeやSNSのインフルエンサーの買い煽りに乗り、高値で掴んで損したことがあります

インターネット上のインフルエンサーは、多くの人々に影響力を持つ存在です。

彼らが投資に関するアドバイスを発信することはよくあることであり、そのアドバイスに従って投資を行う人も少なくありません。

しかし、インフルエンサーが発信する情報を信頼することは危険です。

多くのインフルエンサーは、広告収入やスポンサーからの支援によって収益を得ています。

そのため、自分たちの収益源である企業や銘柄について、偏った情報を発信することがあるかもしれません。

また、投資に関する専門知識を持っていない場合もあり、彼らが発信する情報は正確でないことがあります。

投資を行う際には、必ず自分で情報を収集し自分自身で判断してください。

信頼できる情報源から情報を収集し、ファンダメンタル分析やテクニカル分析などの手法を用いて、投資判断を行うことが重要です。

インフルエンサーが発信する情報を参考にすることは悪いことではありませんが、その情報を信じ切ることは危険なので話半分くらいにしておきましょう。

自分自身で情報を収集し自分自身で判断することが、回り道のようで実は近道となります。

教訓②:どんな情報であっても最後は自分の頭でよく考える

私の失敗例

他人の発言を理由に売買判断をして損したことがあります

投資に関する情報は、テレビや新聞、インターネットなど様々なメディアから得ることができます。

しかし、情報を得たからといってすぐに投資を行うのではなく、収集した情報を総合的に判断し、自分の投資に合った銘柄や商品を選択することが大切です。

また、情報収集には偏りがあることも忘れてはいけません。

例えば、株価が急騰している銘柄が話題になっている場合、その銘柄に投資すべきだという情報が溢れることがあります。

しかし、その銘柄が実際に投資に適しているかどうかは、自分自身でよく考えなければなりません

自分がどのような投資スタイルを持ち、どのようなリスクを取りたいかを考え、その上で判断することが必要。

情報収集に関しても、正確な情報を得るためには信頼できる情報源を選択することが大切です。

投資に関する情報は、信頼できる証券会社や金融機関、公式発表などから得ることが望ましく、自分自身でも情報を確認し正確な情報を得ることが重要です。

教訓③:話題になっている銘柄に手を出してはいけない

私の失敗例

話題の急騰銘柄に乗り、高値で掴んで損したことがあります

話題になっている銘柄に手を出すことが危険な理由は、一時的な市場の熱狂や投資家の感情的な動きによるものが大きいためです。

つまり、市場におけるその銘柄の需要が一時的に高まっているため、株価が上昇することがあります。

しかし、その銘柄が必ずしも魅力的な投資対象であるとは限りません。

投資家が銘柄選びをする際には、その銘柄の業績や財務状況、競合環境などを詳しく調べ、投資判断を下す必要があります。

また、自分自身が納得できる投資方針を持ち、その方針に基づいた銘柄選びを行うことが重要です。

話題になっている銘柄に手を出すことが避けられない場合には、一時的な投資として、利益を確定するための売買ルールを決めておくことが重要です。

例えば、一定の利益が出たら売却する、あるいは一定の損失が出たら損切りするなど、売買ルールを設けておくことで、感情的な判断を避け、冷静な投資判断をすることができます。

教訓④:欲望が損失を生み出す源となる

私の失敗例

たまたま安値で買えた銘柄が急騰し、利益確定できず急落して損したことがあります

投資において欲望を抑えることは簡単なことではありませんが、欲望に支配されると損失を生み出す可能性が高まります。

例えば、急激な株価上昇につられて買い付けた銘柄が下落し、損失を被ることがあります。

また、不確定な情報に基づいて投資を行ったり、自分自身の投資スタイルに合わない銘柄に手を出したりすることも、欲望による誤った判断によるものです。

欲望に駆られることを避けるためには、投資に対して冷静なマインドセットを持ち続けることが大切です。

自分自身の投資目標やリスク許容度を明確にし、その範囲内で投資を行うようにすることで、欲望による投資ミスを防ぐことができます。

また、投資には失敗がつきものであるため、過去の失敗を振り返り、反省し学ぶことも重要です。

教訓⑤:短期目線なのか長期目線なのかハッキリさせておく

私の失敗例

最初は短期目線で購入したのに、下落してきたら何故か長期目線に切り替え損したことがあります

短期的な投資スタイルでは、株価の変動を利用して短期的な利益を得ることが目的となります。

一方で、長期的な投資スタイルでは、企業の成長性や安定性を見据えて株式を長期保有することが目的となります。

短期目線で投資をする場合、株価の変動が激しく、リスクも高くなります。

一方、長期目線で投資をする場合、企業の成長性や安定性を見極めることが重要となります。

企業の業績が安定している場合、長期的な投資成果を期待することができます。

投資を始める前に、自分自身の投資目的やスタイルに合わせて、短期目線か長期目線かをハッキリさせておきましょう。

また、投資スタイルを変更する際には、その理由を明確にし冷静に判断することも大切です。

教訓⑥:短期投資銘柄であればちゃんと利確しちゃんと損切りすること

私の失敗例

短期投資目的だったのに、上がっても利益確定できず下がっても損切りができず損したことがあります

短期投資は、株価の変動によって利益を得ることが目的ですが、市場の動きは予想外のことが起こることがあります。

そのため、短期投資を行う際には、利益確定と損切りのポイントをしっかりと押さえておくことが重要です。

利益を確定するタイミングは、株価の上昇がピークに達したと感じた時や、設定した利益目標に到達したときなど、自分自身で決めておくことが大切です。

一方で、損失を最小限に抑えるためには、損失限度額を設定しておくことや、株価が下がり始めたら早めに手仕舞いすることが必要です。

また、短期投資においては、情報収集や市場の動向に敏感になることも大切です。

相場に敏感になることで、市場の変動に早く反応でき、利益を最大化することができます。

しかし、過度な情報に惑わされたり、感情的に投資判断をすることは避け、常に冷静な判断を心がけることが必要です。

教訓⑦:個別株投資はハイリスク

私の失敗例

大して銘柄分析をせずに雰囲気で購入し損したことがあります

個別株投資はその銘柄の業績や市況などに大きく左右されるため、一部の銘柄に偏って投資を行うことは非常に危険です。

例えば、ある業界に特化した銘柄を数種類選んで投資する場合、その業界が不振に陥った場合、全ての銘柄に損失が出る可能性があります。

そのため、投資を行う場合は分散投資を行うことが重要です。

分散投資とは、異なる業界や分野、国や地域に投資することで、リスクを分散させることを意味します。

これにより、一部の銘柄に損失が出た場合でも、他の銘柄での利益によって補填できる可能性があります。

また個別株投資には、企業の業績や不祥事のリスクもあります。

例えばある企業が不祥事を起こした場合、その企業の株価は急落することがあります。

このようなリスクを回避するためには、企業の業績や経営状況を分析し、事前に情報収集を行うことが必要です。

個別株投資には魅力的なリターンが期待できる反面、高いリスクも伴います。

投資を行う際には、自分自身のリスク許容度や投資目的を明確にし、リスク管理を徹底することが重要です。

教訓⑧:景気サイクルを正確に読むことはできない

私の失敗例

景気サイクルを分かっているつもりになり損したことがあります

景気サイクルを正確に読むことはできないという事実は、投資家にとって非常に重要です。

景気サイクルは様々な要因によって影響を受けるため、予測することは困難です。

例えば、新型コロナウイルスのような予想外の出来事が起こった場合、景気サイクルは予測不可能な変化を遂げる可能性があります。

そこで、株式投資においては、長期的な視点で投資を行うことが重要です。

長期的な投資によって、景気サイクルの影響を最小限に抑えることができます。

また、分散投資を行うことによって、株式市場の変動によるリスクを分散することができます。

しかし、景気サイクルを完全に無視するわけではありません。

景気サイクルの傾向を理解することによって、投資家はより良い判断を下すことができます。

たとえば、景気が上昇基調にあるときには、景気に敏感な銘柄や業種に投資することができます。

一方、景気が低迷しているときには、安定的な配当を出している企業や、景気に左右されない業種に投資することができます。

つまり、景気サイクルを完全に読むことはできませんが、景気サイクルの傾向を理解することによって、より賢い投資判断を下すことができます。

しかし、常に長期的な視点を持ち、分散投資を行うことが重要であることを忘れてはいけません。

教訓⑨:ホルダー同志で励ましあったり支えあったりするのはNG

私の失敗例

他にも同じ銘柄のホルダーがいることに安心して損したことがあります

投資は自己責任で行うことが必要であり、他人の意見に惑わされることは避けるべきです。

そして、自分自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、自分自身が責任を持って投資判断を行うことが重要です。

他人の意見や情報を参考にすることは悪いことではありませんが、最終的な判断は自分自身が行う必要があります。

また、ホルダー同士で情報を共有することは、株式投資初心者にとっては非常に有益なことです。

しかし、その情報を鵜呑みにすることは危険です。

株式投資は、投資家の知識やスキルによって、投資成果が大きく左右されます。

そのため、自己責任で投資を行うことが重要であり、他人に頼りすぎることは避けるべきです。

最近では、SNSやネット上での投資情報のやり取りが盛んに行われています。

情報を得ることが簡単になった反面、誤った情報や偽情報が拡散されることもあります。

そのため、情報収集においては、信頼できる情報源を選別し、自己判断で投資判断を行うことが重要です。

投資はリスクを伴うものです。

そのため自己責任で行うことが必要です。

自己責任において投資判断を行い、リスク管理を徹底することで、投資成果を最大化することができます。

教訓⑩:レバレッジのかかった商品には手を出さないこと

私の失敗例

ブルベア銘柄で読みが外れて損したことがあります

レバレッジ商品とは、証券会社などが提供する金融商品で、少額の資金で大きな取引を行えるようになっています。

一般的には、株式や為替などの投資商品に対して、その価値を何倍にもかけて取引することができますし、投資信託やETFにおいては「ブル〇倍」「ベア〇倍」といった商品もあります。

しかし、レバレッジ商品はその分リスクも高くなります。

例えば、信用取引やFXの場合、元本以上の損失を被ることもあります。

そのため、レバレッジ商品は、十分な知識や経験がない場合は手を出さないことです。

また、レバレッジ商品は投資信託や株式などの一般的な投資商品よりも手数料が高いことがあります。

手数料が高いため、利益を出すことができても手数料を引かれた後の実質的な利益が少なくなる場合があります。

そのため、初心者の場合はレバレッジ商品に手を出す前に、手数料についてもしっかりと確認することが必要です。

総じて言えることは、レバレッジ商品に手を出す場合は、必ずリスク管理を徹底し、自己責任で投資を行うことが必要です。

そして、初心者の場合は、レバレッジ商品には手を出さず、一般的な投資商品から始めることをお勧めします。

教訓⑪:コア・サテライト戦略を取ること

私の失敗例

コア部分とサテライト部分をごちゃ混ぜにしていて損したことがあります

コア・サテライト戦略は、株式投資初心者でも比較的簡単に取り入れることができる戦略です。

惑星がコア、その周りを回っている衛星がサテライトというイメージです。

コア部分には、長期的な成長が期待される株式を選ぶことが大切であり、例えば、著名な企業の株式や、高配当利回りを持つ企業の株式、インデックスに連動する投資信託やETFなどが挙げられます。

サテライト部分には、投資対象外の銘柄や短期的なポジションを持つことができますが、こちらはコア部分に比べて少額にすることが一般的です。

コア・サテライト戦略を取ることで、リスク分散を図り、長期的な資産形成を目指すことができます。

教訓⑫:資金管理を最重要視すること

私の失敗例

気がついたら特定の銘柄に資金が集中していて損したことがあります

資金管理は、株式投資において最も重要な要素の一つです。

投資にあてる資金を決める際には、自分自身が許容できるリスクを明確にし、その上で投資する資金を決定する必要があります。

また、一度に投資する金額を決定することも重要です。

投資金額が小さすぎる場合、利益率が低くなりますが、逆に大きすぎる場合、一度の取引で損失を受けた場合にその損失が大きくなるため、リスクが高まります。

また、ポジションのサイズを決定する際にも資金管理が重要です。

ポジションのサイズは、その銘柄のリスクや相場の状況によって変動するため、常に見直す必要があります。

また、損切りラインを決めることも資金管理の一環です。

損失を最小限に抑えるために、あらかじめ損切りラインを設定し、そのラインを超えた場合には、即座に損切りすることが重要です(短期投資の場合)。

さらに、投資額に見合った利益目標を設定することも資金管理の一環です。

目標を設定することで、投資活動において意思決定がしやすくなります。

利益目標が設定されていることで、損切りを早めに行い、利益を確保することができます。

また、利益目標を達成した場合には、投資対象を変更することも考慮すると良いでしょう。

総合的に言えることは、株式投資において資金管理をしっかりと行い、自分自身が許容できるリスクを把握することは非常に重要であるということです。

教訓⑬:各種オシレーターをちゃんと見ること

私の失敗例

売買前に各種オシレーターを確認せずに損したことがあります

オシレーターは、株式投資において非常に役立つ指標ですが、単体で使用すると正確な投資判断ができないことがあります。

そのため、オシレーターを併用することが重要です。

例えば、MACDとRSIを併用することで、株式のトレンドや買われ過ぎ/売られ過ぎという状態をより正確に判断することができます。

また、ボリンジャーバンドなどのテクニカル指標を併用することで、株式の値動きをより詳細に分析することができます。

ただし、テクニカル分析はあくまでも過去の値動きを基にした分析であるため、将来の相場動向を予測することはできません。

そのため、ファンダメンタル分析と併せて投資判断を行うことが重要です。

私が最終的に行き着いた投資スタイル

ここまで私が自分自身の失敗から学んだ教訓をお伝えしてきましたが、現時点で私が行き着いた投資スタイル(コア・サテライト)についてお伝えしておきます。

コア部分

コア部分としては、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を「つみたてNISA」「ジュニアNISA」の非課税投資枠を使って最大限積み立てしています。

理由は、自分には投資の才能はないと思っていますし、細かく企業分析をする時間も意欲もないからです。

これから先どの国が覇権を取るのかなんて分からないし、どの企業が伸びるかなんて私にはとても見当がつきません。

しかし、未来は今よりもきっと良くなっているだろうという、ただ1点に賭けています。

サテライト部分

サテライト部分は、米国株の高配当ETFと米国債券ETFと暗号資産にしています。

米国ドル建てETFは保有していると定期的に分配金がもらえますが、自らの労働収入以外にも収入があると精神的に安心できるのがその理由です。

(税金が引かれるので非効率なのは理解していますが、共働き家庭が過半数を超えている現代において家族5人を一馬力で養うのは相当なプレッシャーと重圧なのです・・)

また暗号資産については、ハイリスクであることを認識したうえで16種類に分散し、総資産の1~3%の範囲に収まるよう管理しています。

ちなみに私は、コア部分もサテライト部分も基本的にすべての金融資産を SBI証券に移行しています。

まとめ:投資初心者のための13の教訓!私が失敗から学んだ経験と避けるべき落とし穴

投資には不安や疑問がつきものです。

しかし、この記事を通して、投資をする上での大切な教訓や注意点、失敗を避けるための知識をどれか1つでも参考にしてもらえたら幸いです。

投資は自分自身でしっかりと情報収集し分析することが重要です。

また、インフルエンサーやテレビなどで話題になっている銘柄に手を出すことは避け、自分の目的に合ったコア・サテライト戦略を取ることも大切です。

さらに、投資においては資金管理が最も重要視されます。

欲張って大きな損失を出すことがないように、レバレッジのかかった商品やハイリスクな個別株投資には手を出さないようにしましょう。

投資は、初めての一歩を踏み出すことから始まります。

この記事が、投資を始めるためのモチベーションを高めるきっかけになれば幸いです。

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