お酒からの早期リタイアがもたらす価値について【人生100年時代】

お酒からの早期リタイアがもたらす価値について【人生100年時代】禁酒断酒

断酒ではなく「卒酒」と呼ぶ人もいますよね。

私は30代後半でお酒をやめる決意をしたわけですが、中にはもっと若くして断酒をスタートしている人もいます。

とはいえそんな人はごく少数派だと思いますし、多分あなたの周りを見渡してみても、30代でお酒を「やめた」と言っている人は多くないのではないでしょうか。

今回の記事では、『お酒からの早期リタイア』というテーマでお話ししていこうと思います。

私は現在、ヘルスケア関連企業に15年以上勤務しており、2019年10月12日から現在進行形で完全断酒を続けています。

Twitterも毎日投稿していますのでご興味あればリンクボタンからよろしくどうぞ(^^)

さて、昨年9月に遡りますが、以下のツイートをしました。

折しも、SNS上では若い世代を中心にFIRE (Financial Independence, Retire Early)というワードが盛り上がりを見せていたため、パロディーとしてモジってみました。

私はFIREの方にはあまり関心がないのですが、すでに若者のお酒離れは進んでいますし、現役世代の「アルコールからの早期リタイア」がこれからますます進んでいくのではないかと勝手に予想しています。

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人生100年時代といわれる昨今・・・

人生100年時代といわれる昨今・・・

いつからか、「人生100年時代」なんて言われるようになりました。

(昔はそんなこと誰も言っていなかったような・・・)

私はシンプルに、「平均寿命が延びる一方(高齢化)で、老後もらえる年金は減る一方(少子化)なので、できるだけ長い間元気で働き続けましょう!」という意味だと理解しています。

実際に、これまでの年金受給開始は60歳からでしたが、現在は基本的に65歳からとなっており、さらに段階的に引き上げられそうな雰囲気です。

つまり、「元気でいる間はとことん働いてもらいますからね!」という流れなんだと思います。

あなたは年金受給開始まであと何年ありますか?

そして、それまでの人生をどう過ごし、65歳以降はどうしたいですか?

労働がめちゃくちゃ大好きな人は別に良いと思うんですが、私個人としては、正直いってヨボヨボのジジイになってもイヤイヤ労働しなきゃ生きていけない人生なんてまっぴらゴメンです。(楽しい仕事はしたいですけどね!)

これからの人生で押さえるべき重要な2つのポイント

これからの人生で押さえるべき重要な2つのポイント

ということで、世の中が上記のとおり「元気でいる間はとことん働いてもらいますからね!」の流れであるならば、押さえるべき重要なポイントは次の2点になるかと思います。

❶健康を維持する
❷金融資産を築いておく

❶健康を維持することができれば働いて長く稼ぎ続けることができますし、長い人生を存分に楽しめます。そして、❷老後までに金融資産を築いておけば、無理してイヤイヤ働く必要がなくなります。

これらを同時に達成できる方法が、早期の断酒(=アルコールからの早期リタイア)なのです。

AIRE(Alcoholic Independence, Retire Early)のメリット

AIRE(Alcoholic Independence, Retire Early)のメリット

では、アルコールからの早期リタイア(AIRE)を実行すると、どんな未来が待っているのでしょうか。

私の考える「早期断酒」のメリットは次の3点です。

❶健康寿命が延びる
❷労働生産性が向上する
❸余剰資金が生まれる

それぞれ解説していきます。

❶健康寿命が延びる

誤解している人もまだまだ多いのですが、「酒は百薬の長」というのは真っ赤なウソです。

2018年、世界的に権威のある医学雑誌「Lancet」に掲載された医学論文では、『最適なアルコール摂取量は「0」である』と結論付けられています。

>>酒は百薬の長のはずでは?少量でもNGの最新事情

つまり、一滴も飲まないのが最も良いということです。

アルコールだけでなく、実はその分解産物であるアセトアルデヒドも高い発がん性をもっていることが既に分かっています。

>>厚生労働省「e-ヘルスネット」:アセトアルデヒド(あせとあるでひど)

断酒は身体に良いことしかありませんし、一刻も早くお酒をやめることで将来の健康リスク低減が期待できるのです。

❷労働生産性が向上する

人生からアルコールをシャットアウトして酒の無い人生をスタートすると、心身に良い影響が出てきます。

体内からアルコールを抜いていくと、次第に睡眠時間が確保できるようになり、同時に睡眠の質も良くなります。

睡眠の質が上がると頭がクリアになり、情報処理速度がアップします。

それだけに留まらず、精神面も改善するので前向きな気持ちで仕事に打ち込めるようになりますし、ストレス耐性もアップします。

もちろん、飲んでいた時間を他のことに使えるようになるので気持ちに余裕ができ、じっくり考える時間も増えますね。

結果的に、労働生産性が上がり収入アップにつながっていきます。

❸余剰資金が生まれる

人生の早い段階でお酒をやめ、より稼げるようになってくると、経済的にも余裕が生まれてきます。

さらに、当たり前ですがお酒に使っていたお金はそのまま宙に浮きますよね。

このことから、余剰資金が必ず生まれるはずです。

「今」のために使うも良し、「未来」のために使うも良し。

その新たに生まれた余剰資金をどのように使うのかは人それぞれであり、可能性は無限大∞に広がりますね!

特に、断酒の効果は後から効いてくるので、始めるのが若ければ若いほどインパクトは大きなものとなります。

まとめ:お酒からの早期リタイアがもたらす価値について【人生100年時代】

できるだけ若いうちにお酒をやめて飲酒の世界から早期リタイアすると、その後の人生の幅がグッと広がります。

自己投資をして経験やスキルを身に付けることもできますし、金融資産を築くこともできます。

断酒は、人生100年時代を楽しく生き抜くために非常に有効な手段だと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

アセトアルデヒドの発がん性については、こちらの過去記事をご覧くださいね。

また、『最適なアルコール摂取量は「0」である』と結論付けられた根拠に関してはこちらの過去記事にて解説しています。

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