禁酒のメリット16選!【私の体験談による総まとめ編】

こんなにあるの!?禁酒のメリット16選!【総まとめ編】禁酒断酒

ちょっとだけお酒やめてみようかなぁ

お酒をやめるとどうなるの?

この記事は、禁酒にはどんなメリットがあるの?という疑問を解決します。

実際に私は2019年10月からお酒を一切やめていますし、その体験を元に本記事を書いています。

この記事では、禁酒をする16のメリットについて、「短期的」「中期的」「長期的」という切り口から、私の実体験を元に説明していきます。

最後まで読み終わると、あなたは禁酒の扉を開けたくなるかもしれませんよ。

注)記事内容はボリュームがありますので、時間のない人は以下のもくじから興味のあるところに飛んでみてくださいね。

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短期的なメリット(数日~2週間)

短期的な禁酒効果(数日~2週間)

①二日酔いがなくなる

一発目からいきなりこれですが、当然といえば当然ですよね。

禁酒をすると二日酔いというものから解放されます。

あのうっとうしい頭痛、そして吐き気。

私は二日酔いを治すのに頭痛薬を飲んだりしていました。

『いつもいつも後悔するのに、何故かまた飲んでしまう…』

禁酒をするとこんな生活からオサラバできます。

二日酔いの原因と対策については「お酒を飲むと頭痛が…二日酔いの原因と対策」もご覧くださいね。

②睡眠の質が良くなり、夜はぐっすり&朝はスッキリ

禁酒をすると睡眠の質が良くなります。

お酒を飲むと眠りに入るのは早くなるので、眠るために飲むという人もいるかもしれません。

でも、実はこれって逆効果なんですよ。

眠りに入るのは早くなりますが、そのあと中途覚醒(途中で何度も目覚めてしまうこと)が起こります。

なので、結果的に睡眠が浅くなり質が悪くなってしまうのです。

禁酒をすると、すぅーっと眠りに入り、ぐっすりと朝まで目覚めることはありません。

そして、朝になるとシャキッ!と起きることができます。

例えていうなら、小学生のときに休みの日に限って無駄にシャキッと起きていたような感覚(?)です。

※禁酒開始から数日間は離脱症状のために逆に眠れなくなることがあります。
不眠への対処法は「禁酒による離脱症状(不眠)がつらい!私が克服した方法はコレ」を参考にしてみてくださいね。

③疲れにくくなり日中の体調が良くなる

二日酔いがなくなってよく眠れるようになるので、当然体調が良くなります。

飲んでいた時は二日酔いや睡眠不足の相乗効果で、体が一日中だるかったりしますよね。

そこで禁酒をすると、アルコールを分解するのにエネルギーを使う必要がなくなるので、疲れにくくなります。

日中の体調が良くなると、更にメンタルにも好影響が出てきますよ。

日中の体調が良くなっている様子については、「禁酒レポ-3日目の効果・離脱症状・禁酒のコツ-」をご覧くださいね。

④家族に迷惑がかからなくなる

禁酒すると家族に迷惑が掛からなくなります。

お酒を飲んでいると家族に多大な迷惑をかけることになります。

挙げればキリがないのでここでは例を1つだけ。

それは、「アルコール臭」です。

うちは家族全員同じ部屋で寝ているのですが、私が酔っぱらった状態で寝るので寝室がお酒臭くなってしまうのです。

そして翌日、「くさっ!」とイヤな顔で言われていました。

禁酒をするとその不快なアルコール臭がなくなるので、とても喜ばれました。

中期的なメリット(2週間~3ヶ月)

中期的な禁酒効果(2週間~3ヶ月)

⑤有意義な時間が生まれる

禁酒をすると、これまで晩酌に使っていた夜の2~3時間が自由な時間に生まれ変わります。

私が禁酒を始めた初期は、夜更かしをしていてもロクなことがないからという理由で早く寝ていました。

具体的には、子供たちとほぼ同じ21~22時くらいには布団に入る感じです。

ところが、③で書いたとおりだんだん疲れにくくなってくるので、そんなに夜たくさん眠れなくなってきます。

そこで、今まで飲んでいた夜の2~3時間が有意義な時間として新たに生み出されることになります。

(※禁酒に慣れてくると、夜だけでなく朝の時間も追加で生まれることになります)

このように新たに生み出された時間を使って、このブログを始めることになりました。

禁酒によって生まれる時間については、「禁酒で時間が増える⁉1日24時間のはずが27時間くらいになる話」もご覧くださいね。

⑥頭の回転が速くなる

禁酒を始めてみると、頭の回転が速くなり、思考がクリアでロジカルなものになります。

これはお酒をやめてみないと分からないことです。

飲んでいた時は逆に、飲むと頭が冴えると思っていました。

でもこれは大きな勘違いでした。

お酒を飲むとその時点で思考が止まってしまうのです。

例えば、飲んでいるときに浮かんだアイデアをメモしたりしていましたが、翌日見てみると恥ずかしいくらい非現実的でショボいアイデアだったということが何度もあります。

禁酒すると、思考の深さだけでなく、処理速度も自分でもビックリするくらい上がりますよ。

頭の回転が速くなる話は、「禁酒にはメリット多すぎ!-禁酒が脳に与える3つの影響-」でもお話ししていますので、合わせてご覧くださいね。

⑦家事や育児に積極的になれる

禁酒することによって、気力・体力・思考力が高まりますので、家事や育児にも積極的になれます。

お酒を飲んでいたときは休日は必ず二日酔いだったので、まったく使いものになりませんでした。

奥さんや旦那さんがいる人は、パートナーの負担を軽くすることができて家庭円満になりますよ。

また、お子さんがいる人は子供の発育にも好影響をもたらすはずです。

⑧食事がより美味しく感じるようになる

意外かもしれませんが、お酒がない方が食事が美味しく感じます。

よく「〇〇の料理に合うお酒は□□だ」などと言いますよね。

私も正直そう思っていました。

でも、禁酒してみて気付いたのが、「お酒がない方が料理は美味しい」ということです。

冷静に考えれば当然ですが、アルコールには麻酔効果がありますよね。

もちろん、味覚に対しても麻酔効果が働きますので、お酒が進むにつれ味に鈍感になります。

ちゃんと料理自体を味わいたいならお酒なしをおススメします。

⑨お肌の調子が良くなる

禁酒するとお肌の調子も良くなります。

私は子供のころからアトピー性皮膚炎なのですが、お酒を飲むと肌がとてもかゆくなります。

アルコールは血行を良くする作用があるので、皮膚の血行も良くなってしまい、かゆくなってしまうのです。

アトピーに限らず、お酒はアレルギー疾患の発作を引き起こすので、喘息とかの人も要注意です。

私の場合はですが、お酒をやめると肌のかゆみはかなり軽減されました。

⑩体重が減る(ダイエット効果)

お酒をやめると体重が減り、ダイエット効果があります。

これは、お酒自体にカロリーがあるのと、一緒に食べるおつまみの影響だと考えられます。

禁酒によってお酒自体飲まなくなりますし、おつまみも食べなくなります。

摂取カロリーが減るので当然、体重も減ります。

そして、さらなる減量を期待するなら筋トレがおススメですよ。

ランニングだけでは痩せることはできませんので。

実際に体重が減ったことに関しては、「禁酒レポ-2週間の効果・離脱症状・禁酒のコツ-」にも書いていますよ。

⑪ものごとのとらえ方が変わる

これは個人差があると思いますが、禁酒することによって、ものごとのとらえ方が変わります。

私の場合ですが、お酒を飲んでいると一方向からしか物事を見れなくなる癖がありました。

ところが、お酒をやめてみると、多少まだ偏りはあるものの、多面的に物事を見ることが徐々にできるようになってきました。

例えば、「酒を飲む人」か「酒を飲まない人」かだけでなく「飲めるけど飲まない人」「飲めないけど飲めるようになりたい人」など色々な人がいるんだ、という感じです。

具体的には、「禁酒レポ 2ヶ月後 -酒がないのが当たり前に-」の中でも書いていますので、合わせてご覧くださいね。

⑫健康診断の結果が良くなる

禁酒をすると健康診断の結果は当然良くなります。

これは、禁酒だけでなくランニング等の運動によっても得られる効果です。

健康診断の結果としては、特に肝機能や尿酸、コレステロールといった検査項目が私は良くなりました。

アルコールは肝臓で分解されますし、脂っこいおつまみもやめれば必然的にコレステロールも減りますよね。

ちなみに今が自分の人生でもっとも歳をとった状態ですが、私は過去数年で一番良い検査値でした。

長期的なメリット(3ヶ月~)

長期的な禁酒効果(3ヶ月~)

⑬体力が増える

禁酒をすると短期的には睡眠の質が良くなったり食生活が改善されたりします。

その結果、活力がみなぎるようになり、体力が増えます。

同じ負荷をかけても、全然バテなくなりますよ。

お酒を飲んでいた頃は、1日の終わりにはヘトヘトになり、その疲れを癒すためにお酒を飲むという負のサイクルでした。

お酒をやめるとこの負のサイクルが逆転し、「飲まない方が元気!」という状態になります。

現在お酒を毎晩飲んでいる人からすると考えられないとは思いますが、これは実際に経験してみないと分からない部分です。

⑭仕事のパフォーマンスが格段に上がる

身体が強くなり、精神的にも強くなり、時間が生まれるとどうなるかというと、仕事のパフォーマンスが“格段に”上がります。

手前味噌な話ではありますが、私はお酒と距離を取り始めてから徐々に仕事のパフォーマンスが上がってきました。

そして結果的に、2019年の年間MVPに選ばれ全国会議で表彰されることになりました。

毎日お酒を飲んで愚痴っていた時には絶対に見ることのできない景色を見ることができました。

仕事のパフォーマンスが上がるという話は、「禁酒レポ 3ヶ月後-起こる変化を実感できるようになる-」にも書いていますので、合わせてご覧くださいね。

⑮お金が貯まる

禁酒をすると少しずつお金が貯まるようになります。

仮にお酒&おつまみに1日500円使っていたとすると、

1ヶ月で500円×30日=15,000円

半年で15000円×6ヶ月=90,000円

1年で15,000円×12ヶ月=180,000円

となります。

ちょっとした贅沢ができますよね。

投資に回しても良いでしょうし、使い道は自由自在です。

それから⑭で書いたように仕事の成果が出ると、ボーナスなんかも上乗せされてくると思うので、さらにお金が貯まっていくようになります。

禁酒による金銭的メリットについては、「禁酒でお金は貯まる!これを読めば禁酒せざるを得なくなりますよ!」「禁酒から生まれたお金の使い道は?(消費?貯金?投資?)」でも詳しくお話ししています。

⑯自己肯定感が高まる

ここまで色々お話ししてきましたが、これがもっとも重要な禁酒のメリットです。

お酒をやめることで、生きる活力の源泉である「自己肯定感」が高まります。

禁酒は他人から言われてやるものではありませんよね。

あなたが選び、あなたが実践することなのです。

そしてそれが成功すると、「やればできるんだ!」と自分を褒めてあげることができます。

これは、禁酒のみならず人生の色々な場面で役に立つことになります。

まとめ

禁酒のメリットを挙げてきましたが、禁酒に少し興味は出てきましたか?

やったことのない人は、1週間でも1ヶ月でもいいのでぜひ体験してみてくださいね。

あわせて読みたい

具体的にお酒をやめる手順については「晩酌をやめる方法を解説! -4段階の目標設定から具体的な方法まで-」を読んでみてくださいね。

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