【断酒×アドラー心理学】書籍「嫌われる勇気」を断酒にどう活かすか

【断酒×アドラー心理学】書籍「嫌われる勇気」を断酒にどう活かすか書籍

「お酒をやめ始めたんだけど、続けられるか心配・・・」

「飲酒欲求との付合い方がよくわかんない・・・」

「あぁ、なんで自分だけお酒飲めないんだろ・・・」

断酒を始めてみると、色んな悩みや不安が出てきますよね。

「こんなことなら、いっそのこと飲んで楽になりたい!」

そういう思いが脳裏をよぎることもあるかもしれません。

この記事では、アドラー心理学の書籍『 嫌われる勇気 』の中から断酒中に活かせそうなエッセンスを抽出し、ご紹介していきたいと思います。

私は現在、ヘルスケア関連企業に15年以上勤務しており、2019年10月から完全断酒を継続中です。

Twitterもやっていますので、ご興味あればリンクボタンからよろしくどうぞ(^^)

この記事を読むと、あなた自身の断酒への向き合い方が変わるかもしれませんよ。

それでは早速いってみましょう!

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お酒をやめたい?それともやめたくない?

お酒をやめたい?それともやめたくない?

いえ、あなたは変われないのではありません。人はいつでも、どんな環境に置かれていても変われます。あなたが変われないでいるのは、自らに対して「変わらない」という決心を下しているからなのです。

「嫌われる勇気」51ページより

お酒をやめるときって「よし!お酒やめるぞ!」と、決心しますよね?

逆にいうと、お酒を飲み続ける場合は「現状維持を続ける!」という決心をしているわけです。

「変わる」という決心も、「変わらない」という決心も、最終的に決めることができるのは他の誰でもない「あなただけ」なのです。

私は「変わらない」という決心をやめ、「自分を変えてみる」という決心をしました。

そもそもアドラー心理学とは?

そもそもアドラー心理学とは?

あなたが変われば、周囲も変わります。変わらざるをえなくなります。アドラー心理学とは、他者を変えるための心理学ではなく、自分が変わるための心理学です。他者が変わるのを待つのではなく、そして状況が変わるのを待つのではなく、あなたが最初の一歩を踏み出すのです。

「嫌われる勇気」115ページより

アドラーは、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言しています。

そしてアドラー心理学では、他者を変えようとするのではなく自らを変えようとします。

「〇〇さんに誘われたから・・・」

「△△さんに嫌なことを言われたから・・・」

「職場や家庭でのストレスで・・・」

などと理由を付けて、お酒に手を出すケースがあると思います。

これは、周囲の人や環境を自分好みに変えようとし、それが叶わないことによるストレスが原因なのではないでしょうか?

他者や周りの環境をどんなに変えようとしても、残念ながらすぐに変わることはありません。

もしも何か変えたいことがあるのなら、他者を変えようとするのではなく、まずは自分自身が変わり始めるのです。

お酒が飲めない身体になりましたが何か?

お酒が飲めない身体になりましたが何か?

つまり、あの「なにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うか」という言葉ですね。

「嫌われる勇気」122ページより

世の中には全く同じ人間など存在しませんよね。

人それぞれ特徴があるから人は面白いんです。

お酒に関しても同じことがいえます。

たくさんお酒を飲める人、元々飲めない体質の人、そして、あなたや私のような、”元々はたくさん飲んでいたけど飲めなくなった人”など。

お酒が飲めなくなったからといって、飲める人をうらやんでも仕方がありません。

与えられたものをどう使うか?ですね。

「お酒が飲めない身体になりましたが何か?」と開き直り、その「飲めない身体」をこれからどう使うのか?という点に意識を向けた方が未来志向だと思います。

私は与えられたこの身体で、このブログで、SNSで、お酒で苦しむ人をひとりでも減らすことができればいいなと思っています。

飲酒のトリガーとなる「イライラ」の原因とは・・

飲酒のトリガーとなる「イライラ」の原因とは・・

承認されることを願うあまり、他者が抱いた「こんな人であってほしい」という期待をなぞって生きていくことになる。つまり、ほんとうの自分を捨てて、他者の人生を生きることになる。

そして、覚えておいてください。もしもあなたが「他者の期待を満たすために生きているのではない」のだとしたら、他者もまた「あなたの期待を満たすために生きているのではない」のです。相手が自分の思うとおりに動いてくれなくても、怒ってはいけません。それが当たり前なのです。

「嫌われる勇気」136ページより

あなたは、誰の人生を生きていますか?

気が付かないうちに、他人の人生を生きてはいませんか?

飲酒欲求が湧いてくるトリガーのひとつに「イライラ」がありますよね。

あなたがイライラする原因の多くは、「自分の思った通りにいかない!」ということだったりしませんか?

他人の期待に応えようとすることは、他人の人生を生きることになります。

また逆に、自分の期待を他人に押し付けることは、他人に自分の人生を歩ませてしまうことになります。

自分は自分の、他人は他人の人生をそれぞれ生きているのが当たり前なのです。

「相手は自分の思うように動いてはくれない」

私はこのことを認識することで、瞬間的に襲い掛かってくる飲酒欲求を回避できるようになりました。

自分の課題と他者の課題を混同していませんか?

自分の課題と他者の課題を混同していませんか?

勉強することは子どもの課題です。そこに対して親が「勉強しなさい」と命じるのは、他者の課題に対して、いわば土足で踏み込むような行為です。これでは衝突を避けることはできないでしょう。われわれは「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していく必要があるのです。

「嫌われる勇気」140ページより

先ほど、アドラーは「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言している、とお話ししました。

そこで、対人関係でストレスを感じた際には「これは誰の課題なのか?」ということを冷静に考えてみましょう。

例えば、私があなたに「今すぐにお酒をやめなさい!」と言ったとします。

あなたはどう思いますか?

「はぁ!?うっせーな!余計なお世話だ!」

となりますよね?

これは、あなたがお酒をやめるかどうかは私の課題ではなく、あなたの課題だからです。

自分の課題なのに土足で踏み込まれたらイライラしますし、相手の課題にこちらから踏み込んでいくのもイライラします。

イライラは飲酒欲求を高めてしまいますから、自分の課題は自分で解決、相手の課題はその人自身が解決、というスタンスで誰の課題なのかを分けて考えるようにしましょう。

私はこの「課題の分離」を取り入れることで、仕事中のストレスが激減しました。

「周りにどう見られているか」ばかりを気にしていませんか?

「周りにどう見られているか」ばかりを気にしてませんか?

「他者からどう見られているか」ばかりを気にかける生き方こそ、「わたし」にしか関心を持たない自己中心的なライフスタイルなのです。

「嫌われる勇気」183ページより

「お酒をやめたことを周囲に知られたくない・・・」

「”飲めないやつ”というレッテルを貼られたくない・・・」

「飲み仲間から白い目で見られるんじゃないか・・・」

これらは一見すると他者に気を使っているようにみえて、その中身は承認欲求なのです。

「他者がどれだけ自分に注目しているのか」=「他者はどれだけ自分の欲求を満たしてくれるのか」であり、他者への関心がなく「わたし」にしか関心がない、つまりは自己中心的だとこの本には書かれています。

語弊を怖れずに言うと、他者はあなたが思っているほどあなたに関心はありません。

何故なら、「みんな自分が一番好きだから」です。

なので、上記のような”周囲の目”なんて全く気にする必要はありません。

これは、私自身が酒をやめたことで得られた発見でもあります。

私がお酒をやめたことなんて、周りの人からするとどうでもいいことなんです。

お酒をやめると人間関係が崩れる?

お酒をやめると人間関係が崩れる?

いえ、これは「わたしとあなた」の関係でもいえることですが、もしもあなたが異を唱えることによって崩れてしまう程度の関係なら、そんな関係など最初から結ぶ必要などない。こちらから捨ててしまってかまわない。関係が崩れることだけを怖れて生きるのは、他者のために生きる、不自由な生き方です。

「嫌われる勇気」194ページより

「お酒をやめるとひとりぼっちになるんじゃ・・・?」

「一緒に楽しく飲んでいた上司や同僚、友人が去ってしまうのでは・・・?」

このような心配を抱くこともあるでしょう。

この書籍にも書かれていますが、関係が崩れることだけを怖れて生きるのは、他者の人生を生きることに他なりません。

あなたの人生はあなたのものです。

そして、世の中はお酒を飲まない人の方が圧倒的多数なのです。

あなたがお酒をやめたからといって目の前から去ってしまうような人であれば、その程度だったということです。

大丈夫ですよ。

本当にあなたを大事にしてくれる人は、お酒をやめたくらいじゃ去っていきません。

そしてお酒をやめると、不思議なことにお酒を飲まない人とのつながりが生まれるようになります。

どうすれば酒を断つ勇気を持つことができるのか?

どうすれば酒を断つ勇気を持つことができるのか?

たとえば、どうすれば人は”勇気”を持つことができるのか?アドラーの見解はこうです。「人は、自分には価値があると思えたときにだけ、勇気を持てる」。

・・・中略

共同体、つまり他者に働きかけ、「わたしは誰かの役に立っている」と思えること。他者から「よい」と評価されるのではなく、自らの主観によって「わたしは他者に貢献できている」と思えること。そこではじめて、われわれは自らの価値を実感することができるのです。

「嫌われる勇気」205~206ページより

「でも・・でも、お酒をやめる勇気が持てない・・!」

このように「でも、でも、、!」と脳内をデモ隊が行進してくるかもしれません。

大事なのは、他者から「褒められたい」「認められたい」ではなく、お酒をやめることで「自分は他者に貢献できている!」と思えることです。

お酒をやめることで、「飲酒運転で人をはねてしまうリスクがなくなる」「飲んで暴れて周りに迷惑をかけることがなくなる」「暴言などで他人を傷つけてしまうことがなくなる」などなど、挙げれば他にも色々あると思います。

あなたが断酒することで貢献できることは何ですか??

「変えられるもの」と「変えられないもの」

「変えられるもの」と「変えられないもの」

課題の分離もそうですが、「変えられるもの」と「変えられないもの」を見極めるのです。われわれは、「なにが与えられているか」について、変えることはできません。しかし、「与えられたものをどう使うか」については、自分の力によって変えていくことができます。だったら「変えられないもの」に注目するのではなく、「変えられるもの」に注目するしかないでしょう。わたしのいう自己受容とは、そういうことです。

「嫌われる勇気」228ページより

「今まで酒を飲んでやらかしてきたこと」

「お酒が飲めなくなった身体」

「日本の飲酒礼賛文化」

こういったものは変えることができませんよね。

それは、「過去や他人」だから。

一方で、自分自身と未来はこれからいくらでも変えることができます。

「変えられないもの」に執着することをやめて、「変えられるもの」に注目していきましょう。

まとめ:【断酒×アドラー心理学】書籍「嫌われる勇気」を断酒にどう活かすか

まとめ:【断酒×アドラー心理学】書籍「嫌われる勇気」を断酒にどう活かすか

最後にまとめますね。

飲酒欲求のトリガーとなる「イライラ」の原因の多くは人間関係であり、さらに掘り下げると、「他者を自分好みに変えようとしてしまう」ことに起因していると思われます。

「自分の課題なのか、相手の課題なのか?」

「変えられるものなのか、変えられないものなのか?」

このあたりを冷静に見極められるよう日頃から意識していくと、断酒の継続率が高まるのではないかと思います。

私もまだまだ未熟者です。

実践し、身に付けていきたいと思いました。

「わたし」が変われば「世界」が変わってしまう。世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか変わりえない、ということです。アドラー心理学を知ったわたしの目に映る世界は、もはやかつての世界ではありません。

「嫌われる勇気」281ページより

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