禁酒レポ 6ヶ月後 -半年で住む世界も見える景色も180度変わった-

禁酒レポ 6ヶ月後 -半年で住む世界も見える景色も180度変わった-禁酒断酒

「禁酒ってやったことないんだけど、半年くらい続けるとどうなるの?」

「半年も禁酒するって全くイメージできないんだけど?」

中長期にわたる禁酒がなかなかイメージできないあなたのために、この記事では私が禁酒を半年続けた結果についてお話ししていきますね。

私は大学生の頃から酒を飲み始め、「酒のない人生なんて考えられない!」と言うほど自他ともに認める大の酒好きでした。

しかし2019年10月から禁酒を始め、それは現在も継続中です。

また、医療分野の国内企業・外資系企業に15年以上勤務しており、それなりのリテラシーはあるのではないかと自分では思っています。

これまで、「禁酒3日」「禁酒2週間」「禁酒1ヶ月」「禁酒2ヶ月」「禁酒3ヶ月」のタイミングでブログ記事を書いてきましたが、これら過去記事については最後にリンクを貼っておきますね。

この記事では、私が禁酒を始めて半年後におとずれた変化についてまとめました。

この記事を最後まで読み終えると、「酒のない世界」がどんなものか覗きたくなるかもしれませんね。

それでは早速いってみましょう!!

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禁酒6ヶ月(半年後)の効果・離脱症状・禁酒のコツ

禁酒6ヶ月(半年後)の効果・離脱症状・禁酒のコツ

私の禁酒レポでは恒例となりましたので、次の3つについては記録として残していこうと思います。

禁酒の効果

はじめに禁酒の効果ですが、禁酒を始めて半年経過して思うのは、「生活の質が好転した」ということです。

なんだか抽象的なので例を挙げてみますと、

・「やればできるし自分で自分をコントロールできるんだ」と自信がついた
・家族への後ろめたさが無くなった(夜な夜な酒を飲んでは翌日二日酔いという姿は特に子供達には見せたくない)
・酒でエネルギーを無駄に消耗することなく、ここぞという場面でアクセルを踏めるようになった
・限られた「人生の持ち時間」もフルに使える
・出費にメリハリがつき、無駄な固定費に着目するようになった

こんな感じでしょうか。

もっとありますがこれくらいにしておきますね。

ひとことで言うと、「パワーアップした!」という感覚です。

離脱症状

禁酒6ヶ月時点では離脱症状(禁断症状)は全くありません。

ただ、禁酒開始4ヶ月~5ヶ月くらいの時は月に1回くらい飲酒欲求がありました。

これについては過去の記事にも書いていますが、自分の飲酒欲求が湧いてくるパターンがあらかじめ分かっているので簡単に対処できました。

また、身体的な離脱症状は禁酒が軌道に乗ってからは全くありません。

やはりアルコールというのは肉体面よりも精神面の方により深く根を下ろしていると思いますし、それが多くの人を苦しめる原因なんだと思います。

あわせて読みたい

自分の飲酒欲求が高まるタイミングを知る方法は「禁酒に失敗する3つの理由【失敗しない方法も解説します】」で解説していますので、よろしければどうぞご覧ください。

禁酒のコツ

上記の続きになりますが、私の飲酒欲求が高まるタイミングは「月末」、トリガーは「疲れ」です。

なので、「月末」に「疲れる」ことがないよう普段から仕事の量や感情をコントロールしておくのです。

あらためて、「いつ」「何がきっかけで」という自分の飲酒欲求パターンを知っておくことの重要性を実感しています。

逆に言うと、これができていないと禁酒を継続することはまず無理だと思います。

飲酒欲求が高まるタイミングとトリガーは人によって様々だと思いますので、あなたがあなた自身と向き合わない限り決して誰にもわかりません。

アルコール代替飲料の変化+α

アルコール代替飲料の変化+α

私は、禁酒初期にアルコールが飲みたくなった場合の代替飲料として、リンゴ酢の水割りを飲んでいましたが、禁酒3ヶ月くらいからリンゴ酢が麦茶に変わっていきました。

そしてそれからどうなったのかについてお話ししていきますね。

ちなみに、なぜリンゴ酢なのかといいますと、ミ〇カンさんには申し訳ないのですが「ほどほどにマズい」飲み物だからです。

おいしすぎると飲みすぎてしまいますし、逆にマズすぎるとお酒に逆戻りしてしまうのです。

ということで、このリンゴ酢の中途半端なマズさが私には合っていました。

下にリンクを貼っていますが、飲酒欲求が出たタイミングで少しずつ、この500mlの瓶が2ヶ月くらいで空になるペースで飲んでいました。

アルコール代替飲料の変化

上記のとおり、お酒⇒リンゴ酢水割り⇒麦茶という流れでここまできましたが、禁酒3ヶ月時点ではこのお茶もゼロにするのが目標だとお話ししていました。

でも今はお茶が一番だと思っており、無理にお茶をゼロにする必要は無いのかなと思っています。

無害ですし、水分を多くとることは悪いことではないですからね。

大切なのは、お酒との距離を遠ざけることだと思います。

代替飲料の代わりに定着したもの

ということで、飲み物に関してはお酒からお茶に完全移行したわけですが、代替飲料の代わりに定着してしまったのが、「ロー〇ンの黒糖かりんとう」です。

これは、禁酒開始初期に空腹を満たすために食べ始めたものなのですが、こいつがなかなか悪魔的おやつでして、なかなか体重が減らない原因だと思っています(体重は増えてもいませんが)。

タバコを遮断しアルコールを遮断しても、私の中の小悪魔はまだ私の中を逃げまどっているようです。

この「小悪魔」という表現は『禁酒セラピー』からの引用ですが、この「小悪魔」を抹殺することが私の最終目標となります。

小悪魔が分からない方は『禁酒セラピー』をぜひどうぞ。

アルコールに対する見方が完全に変わった

アルコールに対する見方が完全に変わった

禁酒をはじめて半年で、私のアルコールに対する見方は完全に変わりました。

もしかすると酒好きのあなたには想像できないかもしれません。

酒のない世界がこんなに素晴らしく、そしてとても楽しい世界だということを。

酒のない世界を見てしまうと、もう酒飲み時代には戻れませんし、戻りたいとも思わないのです。

酒飲み派と酒飲まない派どちらの見方もできる

そうはいっても、元々は大の酒好きだったという過去は変わりません。

なので、このブログを書いている最中でも「酒飲み派」と「酒飲まない派」どちらの立場でも見ることができるという特殊能力を手に入れたと思っています。

酒飲み派にとっては「お酒=人生の楽しみ」でしょうし、飲まない人の人生の楽しみは「お酒以外」にありますよね。

ただひとつ言えることは、酒飲み派の言う“お酒=人生の楽しみ”は【まぼろし】です。

完全に「アルコール=依存性の高い薬物」という認識

禁酒をはじめて約半年、私の中で最も変わったのは「アルコール=依存性の高い“薬物”」であるという認識が確固たるものになったということです。

このことは、アルコール依存に関するさまざまな媒体からの学びにより確立されてきました。

結局のところ、無知であることが一番のリスクなのです。

アルコールが合法の薬物(Drug)であることを「知っている」か「知らないのか」の違いはとても大きいです。

「お酒は20歳になってから」

このキャッチコピーをよく目にしますが、そういう根本的なところから私たちは洗脳されていることを誰かが教えてあげないといけません。

しかも子供のころから教えてあげないと、「お酒は大人になったら飲むものだ」と洗脳されたままその子供たちは大人になってしまいます。

あわせて読みたい

この記事を読んでいるあなたがもし若い世代であるなら、「「お酒は20歳になってから」に関する疑問」も是非ご覧いただきたいですね。

時間とお金に対する感覚も変わった

時間とお金に対する感覚も変わった

アルコールに対する見方だけではなく、お酒をやめることで時間とお金に対する感覚も変わりました。それぞれお話ししていきますね。

時間に対する感覚の変化

詳しくは「禁酒で時間が増える!?1日24時間のはずが27時間くらいになる話」をご覧いただきたいのですが、時間については、禁酒初期はものすごくメリットを感じます。

恐らく、お酒を飲む生活リズムに慣れていたところで急にお酒をやめるので、ぽっかりと空いた時間ができるのです。

この【時間がグンと増える感覚】は禁酒した本人にしか分からないのかもしれませんが、本当に驚きますよ。

そして、さらに禁酒から半年くらい経つとどうなるかといいますと、、、

逆に1日24時間という感覚に逆戻りします(笑)!!

えーーーっ!?と言いたくなるかもしれませんが、考えてみるとこれもごく自然なことです。

禁酒初期にはぽっかりと空いた時間が生まれますが、次第にその生まれた時間を他のことで使おうとしますよね?

そうすると、やっぱり1日24時間のリズムに戻ってしまうんです。

でも決してガッカリすることはありませんよ。

酒飲み時代の24時間と、酒をやめてからの24時間ではその密度というか濃さ・質が全然違います。

正直、酒飲み時代の24時間はスッカスカです。

そして酒をやめてからの24時間は非常に濃密なのです。

お金に対する感覚の変化

お金に対する考え方にも変化がありました。

禁酒初期は、「禁酒でお金は貯まる!これを読めば禁酒せざるを得なくなりますよ!」にも書きましたが、お酒をやめることで浮いたお金をどう使うか?と考えていました。

実際、このブログの運営費用も禁酒して生まれたお金から捻出しているわけですが、最近は浮いた酒代よりも無駄な固定費に着目するようになったり、「日々の活動を時給換算するとどうなのか?」や「これはコスパが良いのか悪いのか?」という考え方をするようになりました。

そう考えると、やはりお酒を飲むというのは、お金を払って時間を消費し体力を消耗し健康を害し、最悪の場合問題行動を起こして社会的に抹殺されてしまうという点でコスパ悪すぎです。

「いやいや、お酒を飲むと人間関係が円滑になるんだよ!」とか「少しくらいのお酒はむしろ健康に良いんだぞ!」とか聞こえてきそうですが、脳を麻痺させた状態でしか成り立たない人間関係なんて中身スカスカですし、少量のお酒が身体に良いというのは最新の研究結果から既に否定されているんです。

世界的な超一流医学雑誌「Lancet」に2018年に掲載された論文には、「飲酒量はゼロが良い」と結論付けられています。

禁酒開始6ヶ月で新たに始めたこと

禁酒開始6ヶ月で新たに始めたこと

先ほど1日の体感時間は24時間に戻りますというお話をしましたが、ちょうど禁酒開始から半年という節目でもあるので、酒をやめたことで生まれた時間を使って新たに始めたことや取り組んだことをざっくり挙げていこうと思います。

・WordPressでブログ立ち上げ
・Softbank光回線を解約し自宅を完全無料のWiFi環境へ
・Softbankスマホから格安スマホへ乗り換え
・楽天証券でつみたてNISA口座を開設
・遺族年金と老後年金をシミュレーション
・メルカリデビューし不用品を整理/換金
・楽天車検で車検費用を大幅カット
・読書習慣がついた

少しずつではありますが、酒をやめたこの半年で人生の歯車が好転していっている気がしています。

ここに挙げたものはいずれも、お酒をやめなかったらまずやっていなかったことです。

まとめ:半年禁酒をすると住む世界も見える景色も180度変わった

まとめ:半年禁酒をすると住む世界も見える景色も180度変わった

人によるかもしれませんが、禁酒は始める前と始めた初期が一番つらいと思います。

でも、明けない夜は無いように、そして出口のないトンネルは無いように、今はつらくても必ず明るい未来が待っているので、今ほんの少しだけ勇気を出して【酒のない世界】というものを覗いてみませんか?

きっと、人生変わりますよ( *´艸`)

ちなみに・・・

私の場合、お酒をやめる際に役に立ったのがこちらのアルコール遺伝子検査なんです。

『アルコール感受性遺伝子分析キット』

ここまで読んでくれたあなたにはコッソリ教えますが、これは絶対におすすめです

この記事を読んでいるあなたも含め、ほとんどの人は自分がどういう体質なのか知りません。

その昔、孫子はこう言いました。

「彼を知り己を知れば百戦殆からず」

私の場合、この検査を受けることで鉄壁の守りを築くことができました。

検査は一生に一度でOKです。

できるだけ人生の早い段階で受けることを強く推奨します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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