やめようと思ったのにまた飲んでしまった…
どうして禁酒が失敗しちゃうんだろう…
禁酒がうまくいかない場合の対処法は?
失敗することなく最初からスパッとお酒をやめられる人なんて一握りです。
お酒をやめようと思っては再飲酒してしまい、また禁酒にチャレンジして・・を繰り返している人の方が多数派ですね。
そして禁酒が失敗してしまう原因を知ることは、成功への第一歩です。
原因を理解することで禁酒失敗への対処ができるようになるからです。
この記事は「自分で飲酒量をコントロールできなくなってきたんだけど、病院には行きたくない・・」と思っている方に向けて下記2点について解説していきます。
・禁酒失敗への対処法
私は現在ヘルスケア業界で15年以上働いており、2019年10月12日から現在進行形で完全断酒を続けています。
この記事を最後まで読むと、禁酒に失敗する原因を知ることができ、自分で対処できるようになりますよ。
それでは早速いってみましょう!
禁酒に失敗する2つの原因
禁酒に失敗してしまう原因は2つあると私は考えています。
その2つとは次のとおり。
✔「もうひとりの自分」が再飲酒させるから
それぞれについて解説していきますね。
アルコールに脳を支配されているから
自分で飲酒量をコントロールできないのは、決してあなたの意思が弱いわけでもないですし、あなたが悪いわけでもありません。
単にアルコールに脳を支配されているからなんです。
禁酒を頑張っている自分に対して、もうひとりの自分がこう言います。
(今日は頑張ったから飲んでもいいと思うよ。)
(350ml缶1本だけだったら大丈夫だよ。)
(今日だけ特別なご褒美で1杯だけ許してあげようかな。
(〇〇さんからムカつくこと言われたんだね。もう飲んじゃっていいと思うよ!)
(腹立つよねぇ。今日だけは飲んじゃえば?)
などなど。
これらはすべて、”アルコールに支配されてしまった脳”が発していることばなのです。
「あなたの本当の声ではない」
ということをまず自分自身が認識することから始めてみましょう。
「もうひとりの自分」が再飲酒させるから
あなたに再飲酒させようとしてる「もうひとりの自分」の正体。
それは、
「ドーパミン」
という脳内の神経伝達物質です。
これは脳に快感を与える物質であり、アルコールを飲むとこのドーパミンが分泌されます。
なので、禁酒するにあたり「自分」と「もうひとりの自分」を自己認識できるようになりましょう。
「もうひとりの自分」は人間ではありません。
ただの神経伝達物質です。
ドーパミンに関しては厚生労働省のホームページに詳しく載っていますので、興味があればご覧くださいね。
禁酒失敗への対処法
再飲酒してしまった理由を記録する
上記では、まず自己認識が必要だということをお話ししました。
意識してみることで、「本当のあなた自身」と「再飲酒を勧めるもうひとりのあなた」の存在に気付くと思います。
ただこれだけでは不十分で、再飲酒してしまうトリガー(きっかけ)が分からないと対策のしようがありません。
「もうひとりの自分」による甘い言葉から再飲酒してしまうので、そのきっかけをあまり覚えていないことが多いのです。
「あれ?なんで飲んじゃったんだろ。最悪。。」
という感じで自己嫌悪になりますよね。
もし再飲酒してしまった場合、そうなった理由を書き出してみてください。
私は再飲酒したきっかけが分からずにいましたが、禁酒を記録していくことでトリガーが分かるようになりました。
私の禁酒失敗パターンと対処法(参考)
私は2019年7月から本格的に禁酒を試み、2度失敗しています。
具体的に禁酒が継続した期間は、
2019年7月は7月18日~7月31日の14日間
2019年8月は8月18日~9月1日の15日間
です。
なぜこのように具体的に書けるかというと、手帳に記録していたからなんです。
記録を付けてその後分析するまでは気付かなかった私の禁酒失敗パターン。
それは、
「月末に飲酒欲求が強まる」
ということです。
あらためて考えてみると、月末の仕事が終わるとものすごく飲みたくなるのです。
つまり私の場合は、
「月末・月初は要注意!!」
ということになります。
そこから、別記事でも書きましたが「禁酒カレンダー」を始めました。
>>「禁酒カレンダー」は禁酒・断酒を成功へと導くオススメの方法です
私の場合は、再飲酒リスクが高まる「週末」「月末」を強く意識することで禁酒が継続できるようになりました。
飲みたくなる「タイミング」と「トリガー(きっかけ)」が分かると先回りできるようになるのです。
まとめ:禁酒が失敗してしまう2つの原因とその対処法
病院に行かずに自分でお酒をやめるには、自分自身の力で自分と向き合わないと始まりません。
そのうえで、下記2点に取り組んでみてくださいね。
②そして、飲んだ日も飲まなかった日も毎日記録し、再飲酒してしまったタイミングやトリガー(きっかけ)を突き止め、先回りして対策しましょう。
少しでもお酒をやめるためのヒントになれればうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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