行くなら飲む! 飲めないなら初めから行かない!
と過去の私は思っていました。
そんな私ですが、禁酒中でも職場の飲み会を無理に断る必要がないと考える理由は次の3点です。
1.”飲まないと楽しくない”というのは全くの幻想だから
2.前もってノンアルコール宣言しておけば誰も文句を言ってこないから
3.飲んでいた自分が今まで周りからどう見えていたのか考えるきっかけになるから
それぞれ説明していきます。
私は現在、医療分野の外資系企業に勤務しており、禁酒は58日継続中です。
この記事は、自分で飲酒量をコントロールできなくなってきた、お酒をやめようかどうか迷っている方に向けて書いています。
禁酒から1ヶ月時点で、ノンアルコールで二次会まで行ってみたところ面白い発見がたくさんあったので、気付いたことを後半にまとめて書いておきます。
禁酒レポ 1ヶ月:禁酒中でも職場の飲み会を無理に断る必要がない3つの理由
”飲まないと楽しくない”というのは全くの幻想だから
これは完全に洗脳されていたと本当に思いました。
楽しい場には必ずお酒が必要でしたし、そう信じていました。
が、これが音を立てて崩れていきました。
体内にアルコールが全く入っていない状態なのに、飲み会をとても楽しめるのです。
もともとコミュニケーション能力が高いわけでもなく、”お酒の力を借りて”社会を渡ってきたところもあります。
自分に自信がなかったからなんだと思います。
でも、ノンアルなのに、飲んでいる同僚と同じテンションで話ができるのです。
さらに、酔わないのでテンションをコントロールできます。
前もってノンアルコール宣言しておけば誰も文句を言ってこないから
禁酒しようか迷ってしまう理由の一つかと思いますが、”飲まないと人間関係が悪化するのではないか?”という心配が頭をよぎりますよね。
ただ、これも完全に思い込みだったことに気付きました。
「思っているほど周りはあなたのことを気にしていない」
という少しさびしい現実を突きつけられるだけです。
過去の流れがあるので、いきなり飲み会当日に「今日から飲みません!」と言うと、ちょっとうーんという雰囲気に一瞬なるかもしれません。
なので、前もってジャブを打っておくことをおススメしますよ。
もし職場の人間関係悪化が心配でお酒をやめられないのなら、ぜひ勇気を出して試してみてください。
〇〇ハラスメントという言葉が普及してきたので、「オレの酒が飲めねぇのか!」という時代は終わっています。
飲んでいた自分が今まで周りからどう見えていたのか考えるきっかけになるから
これは、自分と向き合い、自分を見つめ直すためにも必要だと思います。
ノンアルコールで飲み会に参加してみると、飲んでいるときには気付かなかったことが目の前で次々と起こります。
そして、過去の自分を客観的に見ることができ、禁酒への意思がさらに強くなります。
ここまで、禁酒中でも職場の飲み会を無理に断る必要がないと考える理由を説明してきました。
ここからは、生まれて初めて職場の飲み会にノンアルコールで参加し、二次会まで行ってみて気付いたことが10個あったので挙げていきます。
禁酒を始めて1ヶ月後、ノンアルコールで二次会まで行って気づいたこと10項目
ノンアルでも普通に楽しい
これは上でも書きましたが、もう一度書きますね。
「ノンアルコールでも普通に楽しい!」
大きな気づきでした。
「飲まないと楽しくない」と本当に思っていましたから。
酔っている人は同じことを何度もしゃべる
本当にこんなことあるのかと思っていましたが、目の前で次々展開される怪現象。
心の中で「これさっきも話してたよね?」とか思っているとだんだん面白くなってきます。
こちらが面白そうに聞いているので、相手もさらに気持ちよく話してくれるという相乗効果。
オーダーを冷静に見ることができる
忙しい居酒屋の店員さんは大変です。
客が集中する時間帯はオーダーが抜けてしまうこともしばしば。
そこで私の出番。
途中で、通っているオーダーを確認したり、まだ来ていない料理などを冷静に確認できます。
謎の称賛をうける
話は自然と禁酒を始めた理由に。
すると、「オレも本当は酒やめようと思ってるんだよ。お前すごいな!」
などと謎の称賛が始まり、酔っ払い相手に照れ臭くなる場面も。
相手はおそらく翌日覚えていない話。
酔っ払いが相手でも褒められると悪い気はしませんよ。
”禁酒した理由は健康診断の結果が悪かったから”という勝手な思い込み
上記のように私が禁酒を始めた理由にも話がおよびますが、大半の人は「健康診断の結果が悪かったから?」とか「何かやらかしたから?」などと聞いてきます。
私はそのどちらでもないんですが、なぜか”悪いことでもしないと禁酒してはいけない”という雰囲気が今の社会にはあるように感じます。
別に悪いことをしでかさなくても禁酒してもいいんですよ。
というか、やらかしてからじゃ遅いですからね。
食事がおいしい
私は、飲むと食べられなくなる体質なので、今まではお酒メイン+おつまみという感じで飲み会に参加していました。
でも禁酒すると、ちゃんとご飯を食べられるようになり、食事メインで美味しいと感じるようになりました。
会計時の割り勘がきちんとできる
飲み会も終盤にさしかかり、「そろそろお会計を」というときにも私の出番。
だいたい酔っ払いの集まりだと、「誰がいくら渡した」だとか「お金が足りないから貸して」とか「明日いくら返すわ」などの会話が展開されますが、冷静にその場を仕切ることで明朗会計に。
他人のアルコール臭は不快
帰りにすれ違う酔っ払いの口から放たれるアルコール臭は不快です。
思いっきり私は口臭を放つ側だったのですが、
「今まで数えきれない人々にこんな迷惑をかけていたなんて…」
「自分が他人にこんな不快な思いをさせていたのか…」
と本当に申し訳なく思い、反省しました。
お腹を下すのはお酒のせいではない
お酒を飲んでいた時は、翌日お腹を下しており、これはアルコールのせいだと思っていました。
が、ノンアルコール飲み会の翌日もお腹を下したため、このアルコール説は私の中で否定されました。
おそらく摂取する水分量が原因だと思います。
翌日の朝が気持ちいい
これもうれしい禁酒効果なのですが、二次会まで参加していても、ノンアルだと翌日シャキッと起きられます。
多少疲れはありますが、アルコールが残っているだるさとは明らかに違います。
禁酒から1ヶ月 一次会から二次会までノンアルコールで参加するコツ
職場の飲み会にノンアル参加するコツは2つあります。
1.前もってノンアルでいくことを周囲に知らせておく(ジャブを打っておく)
2.当日は周りに合わせたノンアルコールドリンクを臨機応変にチョイスする
例1)周りがビールならノンアルコールビールを
例2)周りがハイボールならジンジャーエールを
例3)周りが赤ワインならコカ・コーラを
まとめ
飲み会にノンアルコールで参加すると意外な発見があるので、前向きに検討してみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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