【断酒は最高の自己投資?】書籍「投資家みたいに生きろ」の内容が断酒にも通じているという話

【断酒は最高の自己投資?】書籍「投資家みたいに生きろ」の内容が断酒にも通じちゃっている話書籍

「毎日飲んでばっかりだけど、このままでいいのか将来が不安になってきた・・・」

「お酒をやめたところでいったい何になるの??」

「お酒をやめるメリットが正直わからなくなってきた・・・」

少子高齢化や老後2000万円問題など、将来に不安を覚えるニュースも増えてきましたよね。

そんな中、タイトルにもあります「投資家みたいに生きろ」という書籍を読んでみました。

投資家みたいに生きろ――将来の不安を打ち破る人生戦略

すると、「あれ?なんかこれ、断酒にも通じるところがあるぞ?」ということに気がついたので、記事にまとめてみました。

私は現在、ヘルスケア関連企業に15年以上勤務しており、2019年10月から完全断酒を継続中です。

いやぁ、酒飲み時代とは見える景色が随分変わってきましたね。

ということで、Twitterも毎日投稿していますのでご興味あればリンクボタンからよろしくどうぞ(^^)

この記事を読むと、断酒のメリットを投資家目線になって理解できるようになるかもしれませんよ。

それでは早速いってみましょう!!

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将来の不安って、ぶっちゃけお金の不安ですよね?

将来の不安って、ぶっちゃけお金の不安ですよね?

”20歳から40年働きながら、老後の40年の貯蓄をつくっておかないといけない”という計算になります。

「投資家みたいに生きろ」6ページより

あなたもご存知の通り、日本人の寿命はどんどん延びていっていますよね。

これからの時代は、長生き”してしまう”ことを前提に、ものごとを考えていかないといけないと思っています。

もし100歳まで生きてしまうのなら、上記のように40年働きながら引退後40年の貯蓄を作る必要がありますよね。

ちょっと冷静になって考えてみましょう。

そんな時代に、酒飲んで「うぇーい!」とかやっている場合ではないんですよね。

「リスク=危険」だと思っていませんか?

「リスク=危険」だと思っていませんか?

”リスクをとることで大きなリターン(成果)を得ている”ということです。

・・・中略

リスクとは、「得られるリターンの不確実性の度合い(振れ幅)」のことを指します。

リスクをとらないとリターンが得られない。すなわち、大きなリターンを得たいのであれば、不確実性(リスク)を受け入れなくてはいけません。

多くの日本人は、変化や変動を嫌います。できるだけリスクをとることを避けて、現状維持を好みます。だから、何かに挑戦することができずにいるのです。

「投資家みたいに生きろ」25ページより

一般的に、リスクとは「危険なもの」として認識されていると思いますが、どうも投資の世界では違うようです。

リスクとは「振れ幅」のことらしいのです。

●リスク大=プラスにもマイナスにも大きく振れる

●リスク小=プラスにもマイナスにも小さく振れる

と、こんなイメージですね!

例えば、お酒を一切やめると飲み友達を失ってしまう可能性がありますよね。

ところが、そのぶん得られるメリットは数えきれないほど多いのです。

このように考えると、私個人としては「断酒」はリスクが小さくメリットは非常に大きいと考えます。

つまり、ローリスク&ハイリターンだと思うのです。

あなたならどっちのグループに居たいですか?

あなたならどっちのグループに居たいですか?

私は今、日本人は2つのグループに分けられると思っています。

・失望を最小化する人たち

・希望を最大化する人たち

まず、圧倒的に多数派なのが、「失望を最小化する人たち」です。彼らは、「将来には、どうせ失望が待っている…」という考え方をし、なるべく失望を少なくとどめようと、行動原理もリスクを最小化する傾向があります。

・・・中略

一方で、少数派なのが、「希望を最大化する人たち」です。彼らは、「将来は明るいし、挑戦したほうが喜びは大きくなる」と前向きに考えられるグループです。自分を成長させるため、そして社会に貢献するために、「自分にできることは、積極的に取り組もう」と考えます。変化を好み、自ら進んで動き、希望を最大化するべく行動します。

「投資家みたいに生きろ」31~32ページより

どちらのグループに居たいか?と聞かれたら、私は迷うことなく「希望を最大化する人たち」のグループに居たいと答えます。

なんとなくですが、酒を飲んでいると「失望を最小化する」グループに引きずり込まれそうな気がします。

いつも口ばかりで実行しないし、チャレンジもしない。

もちろん、酒を飲んでその場では前向きになれるかもしれませんが、それはアルコールという「薬物」による作用である可能性が高いですよね。

「あの人、昨日は酔っぱらって熱いことを言っていたのに、今日は妙に冷めてるなぁ」と思った経験はありませんか?

それは「偽りの前向きさ」かもしれないのです。

「動く人」と「動かない人」の格差は広がるばかり・・・

「動く人」と「動かない人」の格差は広がるばかり・・・

これからの日本では、「希望を最大化する人たち」と「失望を最小化する人たち」、つまり「動く人」と「動かない人」の格差が、さらに広がっていきます

「投資家みたいに生きろ」34ページより

先ほどの2つのグループは、言い方を変えると「動く人」と「動かない人」です。

リスクばかりを考えて、「でもねぇ。お酒やめた方がいいのは分かってるんだけどねぇ・・。でも・・でも・・」と動かない人。

一方で、「よし!思い切ってスパッとお酒やめよう!」と一歩踏み出す人。

この両者の格差が広がりますと言って、異を唱える人はあまりいないでしょう。

この決断が早ければ早いほど、その差は取り返しがつかないほど拡大していくのです。

「時間はタダだし無限にある」と軽く見ていませんか?

「時間はタダだし無限にある」と軽く見ていませんか?

「時間」という見えない資産を、未来からリターンを得られるように使う。そういう発想ができるかどうか。投資家みたいに考えることができれば、「今の行動」そのものが変わるのです。

「投資家みたいに生きろ」47ページより

私は、最も価値が高いものは自分の時間だと思っています。

飛行機や新幹線に高い料金を支払うのは、時間をお金で買っているわけですよね。

また、世界の富豪が大金を積んででも手に入れたいものとして「若い頃の時間」を挙げる話もよく聞きますね。

また一方で、「近所のスーパーより5円安い卵」を買うために、わざわざ隣町のスーパーに行く話もよく聞きます。

時間を世の中で最も価値が高い「資産」だと考えるなら、毎日ダラダラと酒を飲むことは資産をドブに捨てているのと同じことなのです。

消費と浪費と投資のちがい

消費と浪費と投資のちがい

浪費的な行動の裏には、人間的な弱さが隠れているのです。それに打ち勝つためには、「浪費にはリターンが生まれないこと」をちゃんと理解し、投資の要素を意識することが必要です。

たとえば、なんとなくお金を使ってしまいそうなとき、「これは孤独を埋めようとしているだけなのかな」と思い返してみてください。

「投資家みたいに生きろ」104ページより

この書籍には、浪費なら浪費だと意識することが大事だと書かれています。

あなたは、「消費」と「浪費」と「投資」のちがいを定義していますか?

私の定義では、次のとおりです。

【消費】:必要なものを買う

【浪費】:必要のないものを買う

【投資】:将来資産を生み出すものを買う

これは人それぞれだと思いますね。

ただ、大事なのはこれらを意識して区別することだと思います。

酒やタバコは、今の私にとっては当然「浪費」というジャンルに分類されます。

「何もしない=リスクゼロ」じゃないですからね!

「何もしない=リスクゼロ」じゃないですからね!

変化に対応できるためには、つねに動き続けること、学び続けること。それこそが正しいリスクとの向き合い方です。リスクゼロを求めて、じっとして何もしないでいることこそが、ハイリスクなのです。

「投資家みたいに生きろ」118~119ページより

よく、「リスクが怖いから何もできない・・・!」という人がいます。

これは裏を返すと、「”何もしないという選択”を全力で実行している」ということなんです。

これはこれでハイリスクなので、重要なのは「適正なリスクをとる」ということなんですね。

私は、お酒をやめるリスクなんてほとんどないと考えています。

勇気を出して「断酒」に一歩踏み出してみましょう!

大人になってからどれくらい勉強してますか?

大人になってからどれくらい勉強してますか?

社会人になると、多くの人は驚くほど勉強しなくなります。大学受験を最後に、社会人になるとパッタリと学ぶことをやめます。

しかし、大学を卒業してからの勉強習慣のほうが、受験時代の勉強よりも多くの差を生みます。勉強をやめた人は、人生の成長が止まります。そこから脱するためにも、朝の時間を投資するようにしましょう。

「投資家みたいに生きろ」199ページより

私は元々勉強は嫌いではないのですが、酒飲み時代は、お酒優先の生活を送ってきたのであまり勉強はできていませんでした・・。

ところが、お酒をやめてからは、学生時代にも増して勉強意欲が湧くようになりました。

そして、お酒をやめることで早起きができるようになり、上記のように朝の時間を投資することができています。

これも、断酒によるメリットの1つですね。

付き合う人を変える勇気

付き合う人を変える勇気

人生を変える方法は、3つあると言われています。

「環境を変える」「時間の使い方を変える」、そしてもう1つが、「付き合う人を変える」です。

・・・中略

人間関係において、お金や時間を「浪費」しているなと思うのが、同世代や同じ会社での飲み会です。

もちろん、数ヶ月に一度くらいの頻度であれば、人間関係を続けるためにも必要なことです。しかし、毎週のように同じメンバーで会って、上司のグチや同じ話ばかりしていては、行き着くのは社畜のような人たちです。

「投資家みたいに生きろ」214~215ページより

お酒をやめると少なからず人間関係は変わると思います。

ただ、2021年現在はコロナ禍ということで、いわゆる「飲み会」というものは激減しているのではないでしょうか。

断酒を実行するにあたり、この環境はうってつけです。

コロナ禍によって人間関係が変わってしまったかもしれませんが、逆にチャンスだと思えるかどうかがポイントになりますね。

人生を変えるなら、今ですよ!

人生の早い段階から習慣を変えておこう!

人生の早い段階から習慣を変えておこう!

人生100年時代になり、これまで以上に「睡眠」「運動」「食事」の3つは重要なキーワードになってきています。

健康に長く働けるように、早くから意識や習慣を変えておくことは、貯金をしておくことよりも大事なことかもしれません。

そのためにも、「睡眠」「運動」「食事」のアンテナは日頃から立てておきましょう。

「投資家みたいに生きろ」249ページより

冒頭で、「老後2000万円問題」についても触れましたが、本書にはその解決策として次のことが書かれています。

①若いうちにたくさん稼ぐこと

②支出を抑えること

③長く働き続けること

④収入の一部を投資に回すこと

特に③については、断酒をすることでプラスに働くと思います。

なぜなら、引用文にもあります「睡眠」の質が格段に向上するからです。

まとめ:【断酒は最高の自己投資?】書籍「投資家みたいに生きろ」の内容が断酒にも通じちゃっている話

まとめ:【断酒は最高の自己投資?】書籍「投資家みたいに生きろ」の内容が断酒にも通じちゃっている話

ここまで色々好き勝手書いてきましたが、結論としては、「断酒は最高の自己投資」ということが言いたいのです。

限りある人生の中でとても大切な「時間」「健康」「お金」。

いずれも、断酒によって最大化させることができるのです。

やりたいこともできるようになります!!

『酒のない世界』を楽しみましょう!!

最後までご覧いただきありがとうございました。

投資家みたいに生きろ――将来の不安を打ち破る人生戦略

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