禁酒による好転反応とは?症状や期間、離脱症状との違いを徹底解説!

禁酒による好転反応とは?症状や期間、離脱症状との違いを徹底解説!禁酒断酒

アルコールを飲み過ぎると依存症になるリスクが高まりますが、依存症から抜け出すためには禁酒が必須です。

そして、禁酒をすると「好転反応」を経験することがあります。

今回は、この好転反応とは何なのか?その症状や期間は?離脱症状とどう違うのか?ということについて詳しく解説します。

私は現在、ヘルスケア関連企業に15年以上勤務しており、2019年10月から完全断酒を継続中です。

Twitterも毎日投稿していますのでご興味あればリンクボタンからよろしくどうぞ(^^)

これから禁酒を始めようかなと考えている人にとって、あらかじめ禁酒による好転反応について学んでおくことは非常に重要です。

この記事を最後まで読むと、禁酒による好転反応について詳しく知ることができ、さらに離脱症状との違いも理解できます。

その結果、お酒をやめた後にあなた自身に起こるであろう未来が予測できるようになります。

それでは早速いってみましょう!

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禁酒による好転反応とは?

禁酒による好転反応とは?

まず、禁酒による好転反応とは、​酒飲みの人がお酒をやめた後に​心身に生じる好ましい変化を指しますが、実は明確な定義はありません。

​そしてこの好転反応は、​アルコールによって受けていた身体的・精神的ダメージが禁酒によって回復する過程でよく見られる現象です。

禁酒によって毒素であるアルコールが体内から抜けていくので当然といえば当然ですが、禁酒がうまくいく前兆となる反応です。

なぜ「前兆」という表現をしたかというと、勘違いしてしまう人が後を絶たないからです。

禁酒による好転反応を経験すると、

やった!これで依存症は治った!

そろそろ少しくらい飲んでも大丈夫だよね?

と、再飲酒してしまう人が少なからずいます。

軽い気持ちで飲む一杯が、実は地獄への入口であることを知らないのです。

つまり、好転反応が自分自身に起こったとしても、依存症そのものが治ったわけではないため、再発のリスクとは常に隣り合わせであることを決して忘れてはなりません。

禁酒による好転反応の症状

禁酒による好転反応の症状

​次に、禁酒による好転反応を具体的に見ていきたいと思います。

私自身の経験も含まれていますが、主に以下のようなものが挙げられます。

禁酒による好転反応(例)

・睡眠の質が良くなる
・疲れにくくなる
・メンタルが安定する
・頭の回転が速くなる
・ポジティブ思考に変わる
・体重が減る
・肌の調子が良くなる
・体調がとにかく良くなる
・食事がより美味しく感じる
などなど

ネットで「禁酒」「メリット」などと検索してみるとたくさんヒットしそうな内容ですね。

また、身体的・精神的なもの以外だと、

「自由な時間が増える」「お金が貯まる」

といったものもテッパンです。

禁酒による好転反応が起こる期間

禁酒による好転反応が起こる期間

禁酒による好転反応が起こる期間については、個人差があるのでハッキリとしたことは言えません。

しかし、下のツイートにもある

「②ハネムーン期」

がそれに該当します。

あくまで目安ですが

【お酒をやめて15日~90日】

となっていますね。

確かに私もそれくらいだったかもしれません。

”不眠が解消して眠れるようになり、体調が良くなっていき充実感が増す期間”

こう書かれている通り、心身ともに無敵状態(言い過ぎ?)となります。

このブログを立ち上げたのも確かこれくらいの時期でした。

禁酒による好転反応と離脱症状の違い

禁酒による好転反応と離脱症状の違い

ここでふと疑問が湧いてくるかもしれませんね。

「好転反応」と「離脱症状」の違いがよく分からん…

それでは、禁酒による離脱症状について簡単に解説します。

自身で飲酒のコントロールができない状態になると、体内にアルコールがあるのが当たり前(=正常な状態)だと脳が認識するようになっています。

逆に、体内のアルコールが抜けてくると「異常な状態」だと脳は認識してしまいます。

すると脳は、正常な状態に戻そうと様々な負のシグナルを発して、自分自身にアルコールを飲ませようとします。

この、体内のアルコール濃度が低下することによって起こる様々な負のシグナルを離脱症状といいます。

具体的な離脱症状には次のようなものが挙げられます。

離脱症状の主な症状(例)

・頭痛
・イライラ
・吐き気
・発汗
・頻脈や動悸
・集中力の低下
・不眠症
・食欲不振
・便秘
・手の震え
・妄想や幻覚
などなど

いずれも辛いものではありますが、これらの症状は​禁酒を続けることで徐々に改善されていくケースが多いといわれています。​

なのでこれらの離脱症状から逃れようとアルコールを摂取してしまわないよう注意が必要です。

このように、離脱症状とは自身にアルコールを摂取させようと脳が発する負のシグナルであり、離脱症状を乗り越えた先に待っているのが好転反応というわけです。

どちらもちゃんと知ったうえで、注意すべきところは注意しましょう。

まとめ:禁酒による好転反応とは?症状や期間、離脱症状との違いを徹底解説!

まとめ:禁酒による好転反応とは?症状や期間、離脱症状との違いを徹底解説!
にしはさんのツイートより引用

禁酒による好転反応と離脱症状は似て非なるものです。

経験して分かったのは、好転反応も離脱反応も「期間限定」ということです。

つまり、終わりは必ずやってきます。

お酒をやめ始めた時期に起こる離脱症状もずっと続くわけではありませんし、そのあとの好転反応もずっと続くわけではありません。

あくまで個人差がある話なのでハッキリとは言えませんが、そういうことも自分自身に起こり得るということを認識したうえで、酒のない世界に飛び込んでいきましょう!

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