最近流行り始めたことばで「忘年会スルー」というものがあります。
ここでは、「忘年会スルー」についていろいろ考えていきたいと思います。
後半には、どうしても「忘年会スルー」できない場合の対処法をご提案します。
忘年会スルーとは?
『忘年会スルー』
近年の世相を反映し、流行るようになってきた言葉のようです。
ここ数年、若者を中心に ”アルコール離れ” ”飲み会離れ” が進んでいますよね。
「忘年会する?」と「忘年会スルー?」をうまく掛けた言葉です。
誰が言い始めたんでしょうね(笑)
「忘年会に誘われてるけど本当は行きたくないんだよねぇ」
「できれば忘年会に参加したくないなぁ」
「忘年会の誘いを何とかかわしたいっす!」
といった人々の気持ちが集約されたものが、この「忘年会スルー」です。
「忘年会スルー」ということばが生まれた背景
わざわざ高いお金を払って職場の上司・先輩、苦手な同僚などに気を使い、しかも時間まで拘束されてしまうという古来より伝わるルーチン行事。
それが忘年会。
高度成長時代には「飲んで一致団結だ!」という雰囲気があったのかもしれません。
そして、毎年この時期になると話題にのぼるのは今も変わりません。
しかし、現代においては価値観が多様化してきており、それぞれが持っている異なるバックグラウンドを軸に暮らすのが当たり前となっています。
ありがたいことに、昔と比べてやりたいこと、できることが増え、私たちは“選択”できるようになりました。
今まで選択肢が「忘年会」しかなかったものが、「忘年会以外」の選択肢も選びたいし選べるようになってきたのが「忘年会スルー」が生まれた背景だと私は考えています。
忘年会のメリット
忘年会はもちろんメリットもあります。
・職場の同僚とコミュニケーションを取れる場であり、仕事を円滑に進められるようになるかもしれない
・楽しい思い出となるかもしれない
・苦手な人との距離が縮まるかもしれない
・季節を感じることができるかもしれない
などなど。
忘年会のデメリット
しかし最近は、デメリットの方が目立つようになってきましたよね。
・お金と時間をかけるメリットがないかもしれない
・パワハラ、セクハラのトリガー・温床となるかもしれない
・飲みすぎて危険な目に遭うかもしれない
・そもそも飲めない人は行ってもつまらないかもしれない
などなど。
なんだかんだ「忘年会スルー」できない人は?
![なんだかんだ「忘年会スルー」できない人は?](http://mjblueblog.com/wp-content/uploads/2019/12/jason-briscoe-HN_4K2diUWs-unsplash-1024x683.jpg)
上記のようにメリット・デメリットいろいろありますが、行きたくないものは行きたくないですよね。
そこで、がんばっても「忘年会スルー」できない場合は、以下のように振る舞うと良いかもしれません。
1.黒子に徹する
2.どうせお金と時間を使うなら、元を取ってやる!という意気込みで参加する
黒子に徹する
これは、酔っ払い相手に絡まれるのが嫌だったり、話すのが苦手な人がいる場合に有効だと思います。
注文を聞いたり料理の取り分けをしたり、裏方業務に徹することで、極力目立たないようにしておきます。
存在感を消すことで、少しだけでも現実逃避できるかもしれません。
どうせお金と時間を使うなら、元を取ってやる!という意気込みで参加する
これは、言い換えると「腹をくくる」ということです。
「逃げられないなら攻める」という感覚です。
どうせ大事な時間とお金を使うなら、
・あえて上司に気に入ってもらうように振る舞う
・普段得られないような秘密情報をこっそり教えてもらう
・自分にとって有益な時間となるよう努力する
こんな感じですね。
どうせ逃げられないなら
すでに「忘年会スルー」できないのが確定しているのなら、私は前向きに忘年会と戦う方をお勧めします。
“目的をもって”参加すれば新たな世界が見えてくるかもしれませんよ。
ちなみに、私がノンアルコールで二次会まで行ったときのお話は↓のリンクに書いていますので、興味があれば覗いてみてくださいね。
>>禁酒レポ 1ヶ月後 -飲み会を無理に断る必要がない3つの理由-
これからの忘年会像は?
![これからの忘年会像は?](http://mjblueblog.com/wp-content/uploads/2019/12/tim-meyer-GZzQAQyxACw-unsplash-1024x683.jpg)
これからの忘年会のスタイルは、
①ノンアルコール
②昼間にやる
が定番になると思いますし、なってほしいです。
お酒がないと築けない人間関係って正直どうなの?と最近考えています。
新しい形の忘年会を提案していきたいものです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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