禁酒と相性の良いアクティビティはいくつかありますが、その一つに「ランニング」がありますよね。
「禁酒している間、いったい何すればいいんだろ・・」
そんな悩みを持っているあなたに、特に朝のランニングが禁酒を続けるのに効果的である理由を解説していきたいと思います。
私は現在ヘルスケア業界で15年以上働いており、2019年10月12日から現在進行形で完全断酒を続けています。
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初めに結論ですが、禁酒を続けるために朝ランニングが効果的である理由は次の2点です。
②ランニングに慣れてくると快感が得られるため、ランニングをやめられなくなる
この記事では、上記2点について私の実体験を元に解説していきます。
禁酒の方法を模索している人に向けて書いていますので、少しでも参考になればうれしいです。
①早起きをする必要があるため、夜早く寝ることができる

私は日ごろから運動をほとんどしておらず、特に長距離走は大大大嫌いでした。
ですが退路を断つために思い切ってランニングシューズを買ってみたんです。
そうすることで後に引けなくなってしまいました。
ここで運動が苦手なあなたはこう思うでしょう。
「いやいや。もともと走るの嫌いだし、しんどいし。ムリムリ。絶対ムリ!」
ところが、一番しんどいのは最初だけだったんですよ。
いえ、すみません。言い過ぎました。
2回目くらいまではしんどかったかもしれませんね。
誰でもそうですが、居心地のいいところ(コンフォートゾーン)から出る瞬間がとってもエネルギーを要するのです。
ただ、勇気を出して1歩目を踏み出してみると、2歩目以降は割と自動的に動き出すみたいです。
そんな感じで、初めてのランニングを少しだけやってみます。
すると、どっと疲れがきます。
疲れたその日の夜は少し早く眠れます。
そして次の日は少し早起きしてみるのです。
ランニング始めたての私は、夜お酒を飲んで翌日早起きしてランニングをやっていました。
(良い子はマネしちゃダメですよ)
ところが飲んだ翌朝ランニングをして仕事もして、夜帰ってくるともうヘトヘトなんですね。
で、お酒飲んで早く寝てしまう。
こういったリズムで数日やると、飲んで寝て早起きするのがめちゃくちゃしんどくなります。
なので結局、酒飲まずに早く寝よう!となりました。
②ランニングに慣れてくると快感が得られるため、ランニングをやめられなくなる

上記の早寝早起きリズムとは別にもうひとつ柱があります。
それは、
”ランニングをしていると快感が得られるため、走るのをやめられなくなっちゃう”
ということです。
お酒を飲むと、脳に作用する快感物質(ドーパミン)によってアルコールに依存するようになっていきますが、実はランニングをしても快感物質が出てきます。
つまり、ランニングを続けると”ランニング依存症”という感じになっていきます。
私の場合は、3kmを過ぎるあたりから走るのが気持ちよくなっていきましたね。
その日その日のランニングを続けていき習慣化することで、逆に、”走らないと気持ち悪い”という状態にまでなっていきました。
まとめ:快感の出どころをアルコールからランニングへ置き換える

まとめますと、①~⑤がループする感じになります。
①朝早起きしてランニングをすると1日の終わりにはかなり疲れる
②疲れると酒を飲まずに早く寝ることができる(飲酒欲求が低くなる)
③ランニングを続けると快感が得られ続ける(飲酒欲求と置き換えられる)
④ランニングをやめられなくなる(ランニング依存)
⑤早起きして走るのが日課になる
ちなみに私の場合は、はじめ1日平均2kmも運動していませんでした。
ところがランニング依存になると快感を求めるようになったため、距離が一気に2.5倍にも伸びました。
※注意点もあります
私は禁酒と同時にダイエットも期待しており、ほぼ毎日ランニングに取り組んでいましたが、残念ながら体重の変化はありませんでした。
原因は不明ですが、単純に消費カロリー以上に摂取カロリーが多かったのかなと思っています。
あとは筋トレを併用できていなかったことです。
まぁいずれにせよ、アルコールから得られる快感よりもランニングで得られる快感の方が、はるかに健康的で爽やかになりますよ!
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