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「節酒と減酒の違いって何?」という疑問に答えます

「節酒と減酒の違いって何?」という疑問に答えます禁酒断酒

世の中には「よく似た言葉」がたくさんあります。

「禁酒」と「断酒」の違いについては以前の記事でご紹介しました。

>>「禁酒と断酒の違いって何?」という疑問に答えます

するとさらに、「じゃあ節酒と減酒って何が違うの?」と疑問が湧いてきた人もいるはず。

結論から言いますと、その答えは次のとおりです。

【節酒】
お酒を飲む機会(回数)を減らすこと


【減酒】
一度に飲むお酒の量を減らすこと

この記事では前半部分で「節酒」と「減酒」の辞書的な定義を、そして後半部分では実際の活用事例も交えて解説していきます。

私は現在、ヘルスケア業界で15年以上働いており、2019年10月12日から現在進行形で完全断酒を続けています。

Twitterも毎日投稿していますのでご興味あればリンクボタンからよろしくどうぞ(^^)

この記事を最後まで読むと「禁酒・断酒・節酒・減酒」の違いを理解できるようになりますよ。

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「節酒」と「減酒」の定義(辞書的に)

「節酒」と「減酒」の定義(辞書的に)

まずはちゃんと辞書で調べてみましょう。

お世話になったのは皆さんご存知「goo辞書」です。

せっ‐しゅ【節酒】 の解説
[名](スル)酒を控えめにすること。飲む酒の量を減らすこと。「健康のために―する」

げん‐しゅ【減酒】 の解説
[名](スル)飲酒する量を減らすこと。酒量を少なくすること。「健康のため―する」

goo国語辞書より:https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

う~ん・・・。

どこがどう違うのかイマイチ分かりませんね・・・。

他の辞書も複数調べてみましたが、いずれも同じ記載でした。

今のところ両者はほとんど同じ意味で使われていると言えそうです。

禁酒と断酒の違いのところでも感じたことですが、この曖昧さが日本の文化なのかもしれませんね。

でも私はそこをあえてハッキリさせたい!

というわけでここからは辞書に載っていないゾーンになりますが、興味があれば是非お付き合いくださいませ。

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「節酒」と「減酒」を再定義する!

「節酒」と「減酒」を再定義する!

「節酒」と「減酒」の違いって何?という疑問はずっと持っていましたしモヤモヤしていました。

辞書を調べてみても上記のような感じですから、自分で答えを出すしかありません。

そのような試行錯誤の末に至った結論がこれ。

【節酒】
お酒を飲む機会(回数)を減らすこと


【減酒】
一度に飲むお酒のを減らすこと

それぞれ解説していきます。

節酒の定義

節酒の定義

【節酒】とは「酒」を「節する」ということです。

「節する」というのは「控える」という意味であり、飲んでしまったらその時点で控えたことにはならないので、”機会を”控えるということになります。

分かりやすくいうと「休肝日を作る」と同じイメージですね。

減酒の定義

減酒の定義

【減酒】の方がより具体的です。

言葉をそのまま受け取ると「酒を減らす」という意味ですからね。

すなわち、一度に飲む酒の量を以前よりも減らすということ。

人によって差はありますが、減らす前の量(=比較対象)がある程度ハッキリしているはず。

それではここから、具体的な使い方の例を出していきますね。

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「節酒」の使い方

「節酒」の使い方

「節酒」の定義は「お酒を飲む機会(回数)を減らすこと」です。

「機会」「回数」が意識されているのがポイント。

例)「今は節酒してるから今回はゴメン!次また誘ってね~」
(⇒今回は飲まないけど次の機会には飲むつもり)

例)「火・木・土は節酒しようかな」
(⇒飲むのは週に4回までと決めている)

例)「節酒を始めたので週に2回は飲まない日を作ってるんですよ~」
(⇒休肝日と同じ使い方)

「減酒」の使い方

「減酒」の使い方

「減酒」の定義は「一度に飲むお酒の量を減らすこと」です。

これまでと比較してどれくらいの「量」を減らすのか?というのがポイント。

例)「今まで缶ビールを3本以上飲んでいたけど、減酒したいから1本までにしようかなー」
(⇒3本から1本に減らす)

例)「これからは減酒でしょ。2杯までって決めてるよ。」
(⇒2杯を上限として設定している)

例)「今までワイン1本空けてたけど、これからは半分に減酒しよう。」
(⇒1本から1/2本に減らす)

まとめ:「節酒と減酒の違いって何?」という疑問に答えます

まとめ:「節酒と減酒の違いって何?」という疑問に答えます

今回の記事では節酒と減酒を再定義し、具体的な使用例をあげてみました。

辞書を調べていて思いましたが、禁酒・断酒・節酒・減酒の違いはとても曖昧です。

誰もそんなこと気にしていないでしょうし、人生の早い段階で酒をやめるという発想自体も今までなかったんだと思います。

でも時代は確実に変わりつつあります!!

ソバーキュリアスという生き方も広がりつつあります。

今回の記事執筆にあたり色々考えてみましたが、やはり断酒が最高だと再認識できました。

人生の早い段階でアルコールと縁を切るのは勇気がいるかもしれませんが、そのリスクに比べて跳ね返ってくるリターンがあまりにも大きすぎるんです。

あらためて自分自身で言葉を定義し、人生を選択してみてはいかがでしょうか。

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