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日本というアルコール洗脳社会でお酒をやめるためのマインドセット|マスメディアに要注意

日本というアルコール洗脳社会でお酒をやめるためのマインドセット|マスメディアをまず疑え!書籍

日本では様々なシーンにおいてアルコールは欠かせないものとされ、社会的なプレッシャーや文化的な価値観から、お酒を飲むのが「普通」と思われがちな風潮があります。

しかし一方で、お酒を飲み過ぎたり、さらには問題飲酒を繰り返したり、最後には取り返しのつかない事態にまで発展してしまう人も少なくありません。

そこでこの記事では、アルコール洗脳が進んでしまった日本社会で「お酒をやめたい!」と願うあなたに向けて、私なりに導き出したマインドセットをご紹介します。

この記事を最後まで読むと、お酒をやめるために注意すべきポイントが見えてくるはずです。

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参考書籍「日本再興戦略」について

今回の記事執筆にあたり、落合陽一さんの著書「日本再興戦略」からインスピレーションを得ました。

2023年に入り、AI(人工知能)がクローズアップされる機会が増えています。

しかし、すでに何年も前から落合さんにはこの世界が見えており、私はかなり遅れて去年ぐらいから注目している人物です。

たまたまこの書籍を読んでみたところ、意外にもお酒をやめるためのヒントが転がっていたので、今回取り上げようと思い立った次第です。

では早速ですが、私なりに導き出した結論を言いますと

「マスメディアには気を付けて!」

これです。

お酒をやめるのを難しくしてしまっている要因は何だと思いますか?

もちろん理由は一つではなく沢山ありますが、環境要因としては「アルコールに洗脳されきった日本社会そのもの」であり、そのアルコール洗脳社会を作り上げたのがマスメディアであるということ。

では、マスメディアが一体なにをしたのか?

もう少し細かく説明すると以下の3点になります。

マスメディアによる社会洗脳

①マスメディアによる消費者購買行動

②マスメディアが作り上げた画一的な需要

③マスメディアによる「普通」という価値観のインストール

ここからそれぞれについて解説していきます。

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①マスメディアによる消費者購買行動

①マスメディアによる消費者購買行動

結局、高度経済成長の正体とは、「均一な教育」「住宅ローン」「マスメディアによる消費者購買行動」の3点セットだと僕は考えています。つまり、国民に均一な教育を与えた上で、住宅ローンにより家計のお金の自由を奪い、マスメディアによる世論操作を行い、新しい需要を喚起していくという戦略です。

落合陽一「日本再興戦略」15~16ページより

マスメディアによる消費者購買行動

広告費をかけたTV広告などを代表とするマス・マーケティング(大量生産・大量販売・大量プロモーションを前提として、全ての消費者を対象に同じ方法で行うマーケティング)により、培われた同一規格への憧れから広告の思惑通りに消費者が、同じものを欲しがり、同一な価値観で物を判断して購買につながっていること。これにより無個性・共通認識の社会へと加速していきます。

落合陽一「日本再興戦略」26ページより

高度経済成長期は、マスメディアを通じて多くの消費者に同じような購買行動を取らせることが正義でした。

これは全国民をターゲットにしたマスメディア主導の大規模マーケティングといえます。

私たちの親世代(若い人だと祖父母世代)はそのマスメディアによる大規模マーケティングの渦中に確かに生きていたわけです。

しかし、あまりに規模が大きすぎて自分がその中にいることすら気付かなかった。

右を見ても左を見ても皆似たような価値観・・・

今でこそインターネットやSNSなどが発達し情報源は多様化していますよね。

ところが当時は新聞・テレビ・ラジオぐらいしかメディアがありませんでしたから、やられ放題だったことが容易に想像できます。

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②マスメディアが作り上げた画一的な需要

②マスメディアが作り上げた画一的な需要

つまり、マスメディアがドラマで見せていた、理想的な昭和人材が住みたい町や家なのです。トレンディードラマのような町に住んで、家を買って、子どもを塾に行かせて、私立の学校に行かせて、やがて病院で死ぬというような画一的なイメージです。本当は「人がこうなりたい」というイメージは多様でいいはずなのに、ひとつのイメージをマスメディアが押し付けると、社会構造として極めていびつになってしまう上、それが実際に物理化し出すのです。

昭和の時代においては、マスメディアが大衆の画一的な需要をつくり出すという戦略は正しかった。マスメディアが国民全員に同じ方向を見させることによって、「次は自動車が売れる、テレビが売れる、洗濯機が売れる」というふうに消費行動を読みやすくなったのです。

落合陽一「日本再興戦略」81ページより

メディアが限られていた昭和平成は特に、テレビによる影響は非常に大きかった。

友だちも同じテレビ番組を見ていたので共通の話題で盛り上がれました。

コロナ禍以降はメディアの多様化が加速していますが、相変わらず新聞やテレビの影響は絶大です。

「令和となった現代でも、マスメディアが大半の世論を形成している」

私はこのことに、お酒をやめて「外側」の世界から世の中を俯瞰するようになってから気がつきました。

その結果、テレビを見ることはほぼ無くなっています。

テレビ以外のメディア情報についてもまず疑い、ナナメから見たり、横から見たり、後ろから見たりといった具合で、真正面から素直に受けることは極力避けています。

マスメディアが人工的に作り出す「画一的な需要」に乗らないよう、日々のトレーニングは欠かせません。

そうでもしないと、多量飲酒者が1,000万人もいるこの国でお酒をやめ続けることなんて出来ません。

③マスメディアによる「普通」という価値観のインストール

③マスメディアによる「普通」という価値観のインストール

いつのまにか、自分の中に価値観がインストールされていることに気づいていません。日本はそうした話がたくさんあります。まだマスメディアや広告にコントロールされて、自分がそういう行動をしている自覚があればいいのですが、無自覚な人も多い。

とくに日本人はマスメディアに植え付けられた「普通」という概念にとらわれすぎです。多くの人は、普通こそが天地神明の理だと思っていて、全てのことを「普通」で片づけます。しかし実際には、普通が一番だと思っているのが、一番の間違いなのです。普通は多くの場合、最適解ではなく、変化の多いときには、足かせになるのですから。

落合陽一「日本再興戦略」83ページより

私たちの身の回りには一体いくつの「普通」があるでしょうか?

お酒は20歳になったら飲むのが「普通」

結婚式ではお酒を飲むのが「普通」

焼き肉屋ではお酒を飲むのが「普通」

スポーツ観戦しながらお酒を飲むのが「普通」

ステーキには赤ワインが「普通」

きりがありません。

でもその「普通」はいつから「普通」なんでしょうか?

いったい誰にインストールされた「普通」なんでしょうか?

少なくとも、アルコールに関する「普通」は今の私にとっては「普通」ではなくなりました。

マスメディアにインストールされた「普通」なんてもう要らないんです。

そんなもの、こちらからアンインストールしてやりましょう。

まとめ:日本というアルコール洗脳社会でお酒をやめるためのマインドセット|マスメディアに要注意

まとめ:日本というアルコール洗脳社会でお酒をやめるためのマインドセット|マスメディアをまず疑え!

今回の記事で一番強調したかったのは「マスメディアを疑い、マスメディアと距離を取ろう」ということです。

これは、お酒をやめるためのベースとなるマインドセットとしてかなり重要だと認識しています。

何十年という時間をかけて大勢の人が彼らに搾取され続けており、これは現在進行形です。

アルコールで大変な思いをしている人の声が、どうしてこれほど綺麗にかき消されてしまうのだろう?と不思議でした。

しかし今回の記事を書きながら腹落ちしました。

世の中の大きな流れを変えることはできませんから、まずは自分自身を変え続けていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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