「よし!しばらく禁酒だっ!!」
そういって、数日たった頃についお酒を飲んでしまっていることはありませんか?
禁酒といって簡単にスパッとやめられる人もいれば、ついつい再開してしまうという人もいるのではないでしょうか。
そこで先日、お酒のやめ方について以下のツイートをしました。
お酒は下記の順序でやめられます。※個人差あります
— MJ@酒やめリーマン💫家計改善中 (@MJBLUE6) January 26, 2020
1️⃣お酒に関する「世間の常識」を疑う&YouTubeで勉強
2️⃣お酒をやめた後にやりたいことを決める
3️⃣自分の飲酒パターンとトリガーを調査
4️⃣ノンアルに置き換える
5️⃣その代替飲料をやめる
いきなり4️⃣から始めると失敗します。#禁酒 #断酒 #ノンアル
①お酒に関する「世間の常識」を疑う&YouTubeで勉強
②お酒をやめた後にやりたいことを決める
③自分の飲酒パターンとトリガーを調査
④ノンアルに置き換える
⑤その代替飲料をやめる
いきなり④から始めると失敗します。
この記事では、「なぜ禁酒が失敗するのか?」そして「どうすればうまく禁酒できるのか?」という疑問を解決します。
実際に私は、禁酒を何度も失敗しながら試行錯誤を重ね、2019年10月からお酒を一切やめることができています。
この記事の前半では、なぜ飲んでいたお酒をいきなりノンアルに置き換えると禁酒に失敗するのかを、後半では逆に禁酒がうまくいく方法について解説していきます。
この記事を読み終えると、本気で禁酒に取り組めるようになり、「あれ?お酒やめたはずなのに何でまた飲んでるんだろ?」ということがなくなります。
いきなりノンアルに置き換えると禁酒に失敗する理由
理由1)お酒に未練が残っているから
あなたは「人生においてお酒を飲むことはとても楽しいものだ」と思っていませんか?
楽しいものを禁じるのは正直ツライですよね。
誰だってそうです。私でもそう。
たった1度きりの人生、楽しく生きなきゃ!
そうですよね??
お酒に未練が残っているうちは、禁酒を続けていくことは非常に難しいのです。
理由2)お酒以外に楽しみがないから
あなたは、お酒を飲むのが趣味だと周りに言ったことはありませんか?
実際、お酒が趣味だという方はとても多いですよね。
お酒は種類も多いですし、味もいろいろあります。
そして必ず、これだけは外せない!というテッパン=好みのお酒があるはずです。
まあ、このあたりの話は挙げればキリがありませんよね。
また、1人で晩酌をするのが生きがいだという人もいれば、飲み仲間とコミュニケーションを取るのが生きがいだという人もいます。
その生きがい(=楽しみ)を禁じてしまうことは正直ツライのです。
なので、お酒以外に楽しみがない状態だと、禁酒を続けることは非常に難しいのです。
理由3)自分がどういう時に飲みたくなるのか理解していないから
あなたはどういう時にお酒を飲みたくなりますか?
楽しい友人と一緒にいるときですか?
いい仕事ができたときですか?
それともストレスを感じたときですか?
暇なときですか?孤独なときですか?
人それぞれ、飲みたくなるタイミングやキッカケは違います。
自分で「これをやったら飲酒欲求が高まってしまう」ということを理解できている人なら問題ないかと思います。
ですが、自分がどういう時に飲みたくなるのか理解していないうちは、禁酒を続けることは非常に難しいのです。
禁酒がうまくいく方法
ここまで、禁酒が失敗する理由を3つ挙げましたが、ここからは逆に、禁酒がうまくいく方法をお話ししていきます。
単純に、上記と逆のことをすれば良いのです。
方法1)お酒への未練を断つ
あなたの意識の根底に「人生においてお酒を飲むことはとても楽しいものだ」とインプットされているのであれば、まずそれを変える必要があります。
そもそも、「お酒=楽しい」というのはエタノールという化学物質が脳に作用することで起こる感覚です。
要は、脳をバグらせているのです。
なぜそう言い切れるかというと、私自身がお酒を飲まない飲み会の方が楽しいからです。
ですので、周囲とコミュニケーションを取ることよりも酔っぱらうこと自体が楽しいと感じているのであれば、それは麻薬と同じ作用と考えて良いでしょう。
最終的には、「お酒=味のついた薬物」くらいに思えるようになれば完璧に未練を断てるはずです。
方法2)お酒以外の楽しみを見つける
お酒以外に楽しみがない状態で禁酒をすると、心にぽっかりと穴が開いたような状態になってしまいます。
そしてそのまま放置すると、「やっぱりお酒しかないよね!」と脳が判断し、禁酒が破られます。
こうならないよう、空いた穴を埋める、何か没頭できるものを見つけられればバッチリです。
これにはよく、運動すると良いといわれていますね。
実際に私もランニングにハマったときがありますが、3kmくらい走ると脳内に快感物質が出てくるのが分かるくらいHighになりますのでおススメです。
走らない日の方が逆に気持ち悪くなるくらいでしたよ。
方法3)飲酒欲求が高まるタイミングを知る
自分の飲酒欲求が高まるタイミングや飲酒欲求を高める引き金(トリガー)を理解していないと、いくら禁酒しようとしても飲酒欲求に不意打ちされてしまいます。
ただ、自分のことは一番よく分かっているつもりでも意外と分かっていなかったりします。
客観的に分析するために、私は「禁酒カレンダー」を使っていました。
これにより、禁酒が破られてしまったのは月初なのか月末なのか、週明けなのか週末なのかといった飲酒欲求が高まるタイミングが見えるようになります。
さらに一言メモも残しておくことで、禁酒が破られた日には一体何があったのか引き金(トリガー)も知ることができます。
この「記録していく」ことの最大の利点は、その瞬間の1回の出来事だけでなく、複数のポイントから「自分の傾向」をつかめるようになるということです。
ちなみに私の飲酒欲求が高まるタイミングは「月末」、トリガーは「疲れ」だと分かりました。
それが分かってからは、「特に月末には疲れないようにしよう」と仕事をコントロールできるようになり、断酒も継続できるようになりました。
自分の傾向がつかめたなら、恐らくもう禁酒に失敗することはなくなるでしょう。
まとめ:お酒は恋愛と似ている
いろいろお話ししてきましたが、飲んでいたお酒をノンアルコール飲料に置き換える前に
「自分の意識改革をするのが先!」
ということです。
これってどこか、恋愛に似ていると思うんです。
相手のことを大好きなうちは忘れることはできません。
簡単なようでとっても難しいですよね。
ただ、前に進むためには一度別れた相手のことは振り返らない!という気持ちが大切かと思います。
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