「脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体」【レビュー記事】

「脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体」【レビュー記事】書籍

「そもそも依存症ってどういうメカニズムで起こるの?」

今回ご紹介するのは、依存症を引き起こす物質「ドーパミン」について詳しく書かれた本になります。

この本を読むことで、あなたは依存症が起こるメカニズムが理解できるようになります。

私は以前は大の酒好きでしたが、2019年10月からお酒を断ち、今でも継続できています。

そんな私が実際にこの本を読んでみると、自分がなぜ酒好きだったのか理解できました。

この記事では、「脳内麻薬」とはどんな内容の本なのか、そしてどんな人におすすめなのかについてお話ししていきます。

この記事を最後まで読んでいただくと、この本の概要やおすすめポイントがわかりますよ。

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「脳内麻薬」の紹介

「脳内麻薬」の紹介

こちらの本は、「ドーパミン」という脳内の快楽物質にフォーカスし、さまざまな依存症を幅広く扱う内容となっています。

ボリュームは174ページとなっており、読むのに負担はあまりかかりませんでした。

ただ、ところどころに実験系の話が盛り込まれているので、実験アレルギーの人にとっては部分的に読みにくいかもしれません。

書籍名:脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体
著者:中野信子(東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了)
発行所:幻冬舎(2014年1月30日発売)

この記事では、こちらの本の内容をご紹介していきたいと思います。

内容①ドーパミンとは何なのか?

ドーパミンという脳内物質を語る前にまず、「快楽」とは「頑張っている自分へのご褒美」だと説明されます。つまり、何かをすることによって得られるご褒美が「ドーパミン」という快楽物質なのです。

この「ドーパミン」の報酬作用は非常に強力であり、頑張らずにご褒美だけを求めるようになってしまうのが「依存症」や「薬物中毒」ということです。

内容②依存症の種類は大きく3つ

依存症には大きく、「物質への依存」「プロセスへの依存」「人間関係への依存」の3種類があります。それぞれについて例を挙げると、次のようになります。

●物質への依存:ニコチン、アルコール、薬物、食べ物など
●プロセスへの依存:ギャンブル、インターネット、セックス、買い物、仕事など
●人間関係への依存:恋愛、カルト宗教、DV、虐待など

そしてそれぞれの項目について、依存するメカニズムが解説されています。

内容③アルコール依存症がおこる仕組み

この本で取り上げられているアルコール依存症に関するページはごく一部に限られていますが、簡単にご紹介します。

アルコール(=エタノール)の主な作用は、「中枢神経に対する抑制作用」となっており、抑制性の神経を抑制します。つまり、「脳のブレーキの働きを緩める」作用があるというのが、酔っぱらって暴れる人が多い理由です。

それからアルコールは、お酒の味や喉越しを通して快感を脳に与えるだけでなく、脳の報酬系を直接活性化させる作用があります。

なのでアルコールに関しては、味が良いからということよりも、直接ドーパミンを多く分泌させる作用が依存症を引き起こしやすくしているのです。

「脳内麻薬」おすすめポイント

「脳内麻薬」おすすめポイント

おすすめポイント①人が何かに依存していくメカニズムがわかる

この本では依存症全般を取り扱っているため、人が何かに依存していくメカニズムをざっくり知ることができます。依存するものは違えど、根っこの部分は似ているんだなと思いました。

ということは、依存症はとても身近にあるものだと言うこともできますよね。

わたしたちは常に、依存症と隣り合わせだと認識しておかなければなりません。

おすすめポイント②依存症に関する全般的な理解が深まる

上記でもお話ししましたが、「脳内麻薬」ではさまざまな依存症について網羅的に書かれています。

なので、この本を読むことで依存症に関する全般的な理解が深まります。

当ブログではアルコール依存症に関する内容が多いかと思いますが、他にも多くの依存症があることが分かり視野が広がったので、読んでよかったと思いました。

「脳内麻薬」こんな人におすすめ

さいごに、どんな人にこの本がおすすめなのかまとめてみますね。

・依存症が起こるメカニズムを知りたい人
・依存症全般のことを知りたい人
・実験や研究に理解、興味がある人

まとめ:「脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体」【レビュー記事】

この本を読んでみて、人間の脳は快楽物質「ドーパミン」に支配されていることがあらためて理解できました。

理性ではどうすることもできないので、やはりアルコールに依存してしまっている人は長期間の断酒が必要だと再認識しましたし、アルコールから距離を取ることができたとしても決して安心はできないと思いました。

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