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「家計が厳しいから…」お酒にコスパを求めると逆に損する3つの理由

「家計が厳しいから…」お酒にコスパを求めると逆に損する3つの理由禁酒断酒

家計が厳しいから食費を削らなきゃ…

そうだ!お酒もコスパの良いものに変えよう!

そんな思いから「コスパの良いお酒」を選ぶようになってはいませんか?

でもちょっと待ってください。

それ、かえって損してしまう可能性がありますよ。

今回は、家計が厳しいからといってお酒にコスパを求めると、逆に損をしてしまう理由についてお話ししていきます。

私は現在、ヘルスケア関連企業に15年以上勤務しており、2019年10月12日から現在進行形で完全断酒を続けています。

Twitterも毎日投稿していますのでご興味あればリンクボタンからよろしくどうぞ(^^)

この記事を最後まで読むと、お酒にまつわる「コスパの罠」に気がつけるようになります。

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家計、厳しいですよね…

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査2021年」より

まずこちらは「家計の金融行動に関する世論調査」の結果ですが、各年の金融資産の保有額が示されています。

平均値は超富裕層も含まれていてあまり参考にならないので、中央値(赤丸の折れ線グラフ)をご覧ください。

年によってバラつきはあるものの、金融資産の保有額は400万円前後で推移していることが分かります。

これは「中央値」なので、ここより上だと過半数より上、ここより下だと過半数より下だといえます。

400万円が多いか少ないかは置いといて、今後かかってくる教育費や老後資金について心配する声も多いのが現状です。

どうせ飲むならコスパの良いお酒にしたいと思うのも無理はありませんよね。

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コスパの良いお酒とは?

それでは、「コスパの良いお酒」とはどのようなものなのでしょうか。

便宜上ここでは、その定義を「早く酔える」×「安く酔える」とすることにします。

この前提で話を進めると、下の赤枠の「純アルコール量」をより短時間で、より低価格で飲めるお酒ということになります。

厚生労働省 eヘルスネット「飲酒量の単位」より

例えば、上の表にあるビールの大瓶と9%チューハイ・レギュラー缶を比べてみます。

どちらも含まれる純アルコール量は25グラム。

しかしながら、ビールの大瓶よりも9%チューハイ・レギュラー缶の方が容量は小さく値段も安いです。

つまり、コスパが良いということになります。

(ちなみに私の場合は、9%チューハイのロング缶を毎日飲んでいました)

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お酒にコスパを求めると損する理由

お酒にコスパを求めると損する理由

早く酔えて、しかも安く酔えるなんてサイコーじゃないか!と思われるかもしれません。

ですがここには大きな罠があり、お酒にコスパを求めると逆に損をしてしまいます。

その理由は以下のとおり。

・そのお酒の量では物足りなくなってくるから
・不健康が加速していくから
・パフォーマンスが落ちるから

上記3点についてそれぞれ解説していきます。

そのお酒の量では物足りなくなってくるから

そのお酒の量では物足りなくなってくるから

短時間で酔っ払うような飲み方をしていると、だんだん同じ量のお酒では満足できなくなっていきます。

これを「耐性」といいます。

いわゆる「お酒に強くなってきた」状態で、飲める量が増えたと勘違いしてしまいます。

それに加えて、短時間のうちに酔っ払うことで時間を持て余してしまい、おかわりが進んでしまうことも考えられます。

このまま耐性が進んでいくとお酒をやめたくてもやめられない状態になっていきますし、一度そうなってしまうと後戻りするのがとても難しくなります。

不健康が加速していくから

不健康が加速していくから

お酒がやめられなくなるだけではありません。

酔っ払うのが目的になってしまうと、身体的にも精神的にも不健康になっていきます。

一度健康を害してしまうと、連鎖的に色んなところにガタがきます。

そしてそれは、あとで後悔しても取り戻せないことも多いのです。

短期的なコスパに目を奪われた結果、長期的な不健康を手に入れることになり、かえって医療費がかさんでしまうというリスクもあります。

パフォーマンスが落ちるから

パフォーマンスが落ちるから

コスパを重視した飲み方をすると、つい気が緩んで飲み過ぎてしまうようになります。

すると翌日にもお酒が残ったり、日中でも二日酔い状態になったりすることが増えていきます。

その結果、仕事をしている人は仕事のパフォーマンスが確実に落ちていきます。

サラリーマンの人は出世や昇給にも響くようになるでしょう。

それに加え、お酒が残った状態で車を運転し、取り返しのつかないことになるリスクも増えます。

パフォーマンスが落ちるのは仕事だけではありません。

日常生活のパフォーマンスも落ちていきます。

家のことが満足にできなくなったり家庭内のトラブルも増え、QOL(生活の質)が悪化していきます。

結果的に、世帯収入が落ちてしまう原因となります。

まとめ:お酒にコスパを求めると逆に損する3つの理由

まとめ:お酒にコスパを求めると逆に損する3つの理由

最後にまとめます。

早く酔えて安く酔えるという「コスパ重視」の発想は、一見合理的だと思われるかもしれません。

しかし、長期的にはマイナスの影響が大きくなっていきます。

家計を改善させるのが目的なら、お酒にコスパを求めるよりも、お酒が必要でない環境を作っていく方が実は合理的です。

思ったよりも人生は長いです。

果たしてその判断は短期的なのか長期的なのか、自分でもしっかり判断していきたいと思いました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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