1馬力3人子育てサラリーマンでも実践可能!お金が貯まる家計の立て直し方法と資産形成のコツ

【子供3人サラリーマンどうすんの?】我が家の資産形成の中身についてざっくり解説しますライフチェンジ

私はサラリーマンとして働きながら妻と3人の小さな子供を養う日々を送っていますが、正直言って大変ですし、お酒をやめた後もお金に関する悩みは尽きません。

将来の不安や子供たちの教育費、老後の生活費などのために家計の改善が必要である一方、どこから手をつけたらよいのか、どうやって資産を形成すればよいのか、迷ってしまうことはありませんか?

そんな悩みを持つあなたに、この記事ではお金が貯まる家計の立て直し方法と資産形成のコツを紹介します。

日々の生活で気軽に実践できるアイデアから、長期的な目線で資産を築くためのノウハウまで、幅広くご紹介します。

一歩踏み出す勇気を持って、家計の改善に取り組んでみましょう。

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我が家の課題トップは「教育資金」

世界トップクラスの少子高齢化が進む日本では、現役で働く親世代の経済負担は年々増加しています(もう勘弁してくださいと言いたいレベル…)。

このことから、若者たちが大学進学時に奨学金(学生ローン)を借りることになり、社会に出てからも大きな借金を抱えたままその返済のために疲弊してしまう、といった悪循環も起こっています。

そんな先行きの暗い日本に住んでいる我が家ももちろん例外ではなく、さらに小学生以下の子供が3人いることもあり将来の教育費の確保が喫緊の課題となっていました。

大黒柱としては、子供たちの教育に必要な費用を抑えながら十分な教育を受けさせるという、一見相反することを実現しなければなりません。

そのためには、子供たちが自主的に学ぶ姿勢を身に付けられるよう親が背中を見せると同時に、親自身が教育資金を確保する術や効率的なお金の使い方を身に付けることも求められます。

そこで、お酒をやめたのを機に勉強を始め、最低限の金融知識とFP3級資格を手に入れるに至りました。

家計見直しへの具体的な取り組み

さて大きな課題が見えたところで、次に必要になるのはメリハリのある家計管理です。

ケチってばかりじゃ辛いですが、散財ばかりしていても破産してしまいます。

そこで、我が家で取り組んだ家計の見直しは大きく次の3点です。

❶収入と支出を見える化
❷ボーナス分を天引き貯金にする
❸支出を必要なものと不必要なものに分類し優先順位付け

それぞれ簡単に解説します。

❶収入と支出を見える化

まずは現金での支払いをほぼ無くしました。

幸いにも「〇〇ペイ」などが普及してきたこともあり、キャッシュレス決済に全面移行。

それまではExcelを使って自分で収支を計算したこともありましたが、マネーフォワードを導入することで家計簿がオンラインで更新できるようになりました。

❷ボーナス分を天引き貯金

以前からボーナスはあくまでボーナス(固定給ではなく臨時収入)だという認識で手を付けることなくすべて貯蓄に回していましたが、年に数回入ってくるボーナスを毎月の天引き貯金によって平坦化することにしました。

具体的には、年間の固定ボーナスの合計を12割って、算出された1ヶ月分のボーナスを毎月給与から天引き貯金していくという方式です。

天引き貯金をすると、残った分でやりくりしようとするので生活水準を上げずに済み、身の丈に合った生活ができます。

(ボーナスを固定給だと思ってしまうと余裕がなくなります)

❸支出を必要なものと不必要なものに分類し優先順位付け

家計全体を見える化し、天引き貯金をしたら、次は断捨離です。

私は固定費の見直しと断酒を通じて、不要な脂肪は極限まで削り落としました。

また、モノよりも思い出や経験を重視した出費に舵を切りました。

固定費の見直し

我が家ではまず、大きな固定費から見直しを行いました。

具体的には、次のとおり。

・貯蓄型生命保険はすべて払済または解約し最低限の掛け捨て生命保険1本に
・医療保険とガン保険を解約し、こくみん共済(掛け捨て)+貯蓄で備える体制に
・自動車保険の車両保険部分を削除
・賃貸の火災保険もより安いものに
・スマホはキャリアからすべて格安SIMに変更

これでかなり家計のダイエットになります。

お酒をやめる

断酒は思った以上に多面的な効果がありました。

今だから言えますが、アルコールは「百薬の長」ではなく「百害あって一利なし」です。

ただ単にお酒代が浮くだけではないんです。

思考がクリアになることで仕事の成績も上がるし、昇格するし、MVPも2年連続受賞できたほどです。

結果として収入UPにつながりましたね。

酒やタバコは1日でも早くやめるべきだと声を大にして言いたい。

資産運用は「コア・サテライト戦略」

大きなところから余計な出費をゴリゴリ削っていくと「余剰資金」が顔を出してきます。

次は、それをピカピカに磨いて大切に活用していくわけです。

ちなみに我が家が採用しているのは「コア・サテライト戦略」と呼ばれる資産運用方法です。

「コア・サテライト」の説明を簡単にすると、惑星(コア)とその周りを回っている衛星(サテライト)みたいなイメージです。

「コア・サテライト戦略」とは?

コア・サテライト戦略とは、投資ポートフォリオを構築するための戦略の一つです。

この戦略では、「コア」と呼ばれる主要な資産クラス(通常は株式や債券など)を基礎として、「サテライト」と呼ばれる少量のスペシャリティー資産(通常は※アルファを生み出すことを狙った資産)を加えます。

※アルファとは、簡単に言うと「市場平均よりも優れたリターンを生み出すこと」を意味します。例えば、株式投資においては、投資家が保有する株式のリターンが、投資している株式市場(例えば、日本株式市場)全体のリターンよりも高い場合、それが「アルファ」を生み出したということになります。

「コア・サテライト戦略」のメリットとデメリット

どんなものでもそうですが、ものごとにはメリットとデメリットの両面があります。

コア・サテライト戦略について一般的に言われるメリットとデメリットについて解説します。

「コア・サテライト戦略」のメリット

【リスク管理に優れる】

コアポートフォリオは安定した投資商品から成り、サテライトポートフォリオは高リスク・高リターンの投資商品から成ります。

このため、全体のポートフォリオリスクを低減することができます。

【適切なリターンバランス】

コアポートフォリオは安定したリターンを提供し、サテライトポートフォリオは可能な限り高いリターンを提供することが期待されます。

このため、適切なリターンバランスを達成することができます。

「コア・サテライト戦略」のデメリット

【運用が複雑】

コア・サテライト戦略は複雑な選定プロセスを必要とするため、経験のない投資家には適しません。

【コストが高い】

コア・サテライト戦略を適用するためには、多くのリソースを投入する必要があり、それに伴い高いコストが発生する可能性があります。

「コア・サテライト戦略」我が家の場合は・・

我が家のコア・サテライトは非常にシンプルです。

資産運用の目的は「教育資金」「老後資金」「豊かな人生のための資金」の3つです。

そのうち「教育資金」と「老後資金」がコア部分にあたります。

「教育資金」(コア部分)

冒頭でお話しした通り、子供が3人いる我が家では将来の教育資金が多くかかります。

そのため、コア部分としてジュニアNISA制度の非課税投資枠を活用し、2021年~2023年の3年間投資しています。

ジュニアNISAの非課税枠は年間80万円が上限なので、80万円×3年=240万円となります。

うちは子供3人なので240万円×3人=720万円の非課税枠を活用している計算になります。

ちなみに投資商品は、三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」1本で、月に1回の積み立て設定です。

「老後資金」(コア部分)

次に重要になるのが私と妻の老後資金ですが、これは「つみたてNISA」の非課税投資枠を夫婦ともに最大限活用しています。

つみたてNISAの非課税投資枠は年間40万円が上限なので、2人で年間80万円を積み立てています。

ちなみに投資商品は同じく「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」1本で、月に1回の積み立て設定です。

これらのことから分かるように、我が家は家族全員NISAでオルカンというシンプルなコアにしています。

「豊かな人生のための資金」(サテライト部分)

今すぐ使うわけではないコア部分は放ったらかし状態ですが、サテライト部分は現在の収入を補う意味で「高配当ETF」を当てています。

米ドル資産なので円資産との通貨分散もできるし、定期的(四半期毎や毎月)に分配金が入ってくるので1馬力の私としては心の支えになっています。

まとめ:1馬力3人子育てサラリーマンでも実践可能!お金が貯まる家計の立て直し方法と資産形成のコツ

1馬力3人子育てサラリーマンでも、お金が貯まる家計の立て直し方法と資産形成のコツを実践することができます。

最初は小さな改善から始めて、徐々に大きな改善に繋げていくことが大切です。

マネーフォワードを活用した家計簿作成や支出の見直し、定期的な貯蓄、そして投資など、誰でも日々の生活に取り入れやすい方法をご紹介してきましたが、その原動力になっているのは「お酒をやめた」という事実。

今回はかなりざっくりでしたが、細かい話はまた気が向いたらまた書こうと思います。

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