お酒やめたい人必見!禁酒成功のカギを握るたった2つの考え方

お酒やめたい人必見!禁酒の成功を左右するたった2つの考え方禁酒断酒

あなたはこんな悩みをお持ちではないですか?

「お酒をやめたいのに中々やめられない…」

「お酒やめることができたけど、また飲み始めてしまった…」

この記事では、お酒をやめられるかどうかを左右する2つの考え方について解説していきます。

私は現在、ヘルスケア関連企業に15年以上勤務しており、2019年10月12日から現在進行形で完全断酒を続けています。

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この記事を最後まで読み終えることで、お酒をやめられるキッカケがつかめるはずです。

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[禁酒成功のカギ①] お酒=アルコール=依存性の高い薬物だと考える

[禁酒成功のカギ①] お酒=アルコール=依存性の高い薬物だと考える

まず、大前提として

「お酒=アルコール=依存性の高い薬物である」

という認識を持つことがとても大事です。

このように言うと、こう考える人が出てきます。

「いやいや、お酒は20歳になったら飲めるし違法薬物じゃないよ?」

「周りもみんな飲んでるし、別にお酒飲むのは普通でしょ?」

世間にはいわゆる「常識」と呼ばれるものが存在しますが、お酒をやめるにはこの「常識」を根本から見直すところから始めなければなりません。

ここからその「常識」を見直すのに必要となる考え方をお話ししていきますね。

テレビ等のマスメディアの影響を真に受けていませんか?

テレビ等のマスメディアの影響を真に受けていませんか?

上の図は、総務省のデータを引用したものです。

真ん中をみていただきたいのですが、「世の中のできごとや動きについて信頼できる情報を得る」という項目があります。

ご覧のとおり、世の中の半数以上の人はテレビの情報を信用しており、若い人でも4割以上がテレビを信用しています

テレビでお酒のCMが流れたり、ドラマでお酒を飲むシーンがあったり、数えればきりがありませんが、そういった情報を無意識のうちに受け入れているということが考えられます。

つまり、テレビから得られる有益な情報もありますが、一方で「お酒がいかに身近なものであるか」といったことも、私たちはテレビを通じて潜在意識の中に刷り込まれているのです。

ちなみにこの総務省データ、テレビ+新聞の割合も分かります。

年代別に見てみると、次のとおり。

40代:74.8%(テレビ56.1%/新聞18.7%)
50代:84.5%(テレビ55.8%/新聞28.7%)
60代:91.4%(テレビ62.8%/新聞28.6%)

ちょっと偏りすぎているとは思いませんか?

スポンサーの影響を受けるマスメディアからの情報を、多くの中高年者は開いた口に流し込まれているのです。

そしてそのことに気が付いていません。

つまり、私たちの親世代やそのまた親世代は、マスメディアからの情報に違和感を持たず、それを「世間の常識だ」と思い込んでしまっているのです。

その親世代に育てられた私たちも、幼い頃からマスメディアによって作られた「世間の常識」を教え込まれています。

私たちはこのことを知っておく必要があるのです。

周囲との同調圧力はありませんか?

周囲との同調圧力はありませんか?

島国である日本。

お互い支えあって生きているというのが、日本人の素晴らしい国民性です。

ただ、それが時として仇となります。

「周りが〇〇してるから」

「みんなも〇〇してるから」

みんながやっているから正しい、みんながしていないから間違っている、と考えるのは思考停止している証拠です。

思考停止して周囲と同調しているうちは、お酒なんてやめられるはずがありません。

アルコールはあなたが思っている以上にとても厄介な強敵です。

やる理由、やらない理由の本質を自分の言葉で語れるようになりましょう。

あなたが昔、「楽しくお酒を飲んでいた理由」は何だったのか、「なぜお酒を飲んでいたのか」、思い出してみてください。

アルコールに関する知識をどれくらい持っていますか?

あなたはアルコールに関する知識はどれくらいありますか?

「20歳になったら飲んでも良い」「違法じゃないから安全」くらいにしか考えていないのならば、もう少し勉強した方がいいです。

残念ながら今の学校教育では詳しく教えてくれませんので、自分で勉強していくしかないのです。

上の図は、過去記事「アルコールの危険性について論文解説します」で解説した内容から抜粋しています。

世界的に科学的信頼性の高い医学論文からの引用です。

アルコールやタバコがどの辺のポジションにいるのか探してみてください。

それが答えです。

お酒とは、「エチルアルコールという依存性の高い化学物質に味を付けて飲みやすくしたもの」と言えるのです。

[禁酒成功のカギ②] お酒をやめた後に始めたいことを考えておく

[禁酒成功のカギ②] お酒をやめた後にやりたいことを考える

ここまでで、「世間の常識」を疑うということ、お酒の正体は何なのか?ということについてお話してきました。

禁酒を成功させるためのもう1つのカギは、お酒をやめた後のことを考えておくということです。

これを考えておかなければ、せっかく禁酒できてもまた直ぐに空いた心にお酒が入ってきてしまいます。

お酒をやめて得られるものとしては、簡単に思いつくもので3つあります。

それは、「時間」「お金」「体力」です。

それぞれ簡単に解説しますので、「お酒をやめた後に始めたいこと」を考えてみてくださいね。

ひとりひとり違うので、きっとあなただけの「始めたいこと」が見つかるはずです。

新たにできた「時間」を使って始めたいこと

お酒をやめると、新たに時間が生まれます。

その時間を使って、あなたが今までやりたかったけれど出来なかったことをやるのです。

もしも夜飲んでいたのなら、夜の時間が新たにできますよね。

ならば、早く寝て早く起きるのもよし。

または、夜飲んでいた数時間を使って本を読んだり、勉強したり、家族との時間を大切にしたり、別の何かに使うなど。

新たにできた「お金」を使って始めたいこと

お酒をやめると時間だけでなくお金も浮きますよね。

このお金をどう使うのか考えてみましょう。

少しずつ貯金して欲しかったものを買ったり、お世話になった人への恩返しに使ったり、自己投資に使ったり、老後のために資産運用を始めたりなど。

新たにできた「体力」を使って始めたいこと

お酒をやめると、時間とお金が生まれるだけでなく、体力も有り余るようになります。

せっかくお酒をやめたのならば、健康な身体を取り戻すために、ジョギングや筋トレなどにエネルギーを使ったり、スポーツをしてもいいと思いますし、ジムに通ってもいいかもしれませんね。

また、それ以外にも体力を使うものはたくさんあります。

あなたに合った「やりたいこと」を見つけてくださいね。

禁酒成功のカギとなる考え方 まとめ

最後にまとめますと、禁酒成功のカギとなる考え方は、
①世間の常識を疑いアルコールの正体を知る
②禁酒成功後に始めたいことを考えておく

ということに尽きます。

この記事が、悩むあなたにとって少しでもお役に立つ内容となればうれしいです。

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以上で禁酒の成功を左右する2つの考え方についての解説を終わりますが、確実にお酒をやめるには、さらに自分の飲酒パターントリガー(きっかけ)を知る必要があります。これらについては別記事「禁酒が失敗してしまう原因とその対処法」をご覧ください。

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